5歳から高校3年生まで地元のダンススクールでダンスを習い、ESP学園でもダンス部に所属。舞台製作コースでモノづくりやデザインを学ぶ日々を送っている西川さんのインタビューです。
― まずは、本校(専門学校ESPエンタテインメント東京)を選んだ理由を教えてください。
施設が整っていて研修が多いからです。高校生のころ通っていたダンススクールの発表会で、ボランティアスタッフとして裏方の仕事に関わり、ステージの組み立ての際に楽しいと感じて、舞台製作を仕事にしたいと思いました。元々バンドが好きだったことも影響してますね。進路選択を決定する際に音楽関係と服飾関係で迷っていましたが、ESP学園を選びました。
― 本校のオープンキャンパスに参加したことはありますか。その時に良かったと思うことを教えてください。
舞台製作コースとバンドスタッフ・ローディーコースの体験授業に参加しました。当日は希望コース以外にもいくつかコンサートスタッフの体験授業も受けられて視野が広がりましたし、楽しかった記憶があります。体験に参加して、先生が接しやすく話しやすい雰囲気づくりをしてくれたので、気になることを質問できていい経験になりました。
― 学園生活で楽しいと思う瞬間や達成感を感じた瞬間はどんな時ですか。
ダンス部に所属していたのですが、今まで経験できなかったことがたくさんできました。「THE SHOW」※1という学内イベントで引退したのですが、イベント後の達成感は大きかったです。ダンス部に入った当初はただ楽しく活動をするだけだと思っていました。でも、メリハリがある部活でとても有意義な時間を過ごすことができました。
― 好きな授業はどんな授業ですか。
モノをつくる実技の授業の「大道具実習」です。2年生の最初の企画イベントで、複数の大きなパネルにひとつのお城の内観をつくった時はスケールが大きくて製作は大変でしたがワクワクしながらつくりました。新型コロナウイルスの影響で、やるはずだった企画ライブ※2が中止になってしまいました。それは残念でしたが、その代わりに実習として自分たちがつくりたいものを製作する授業がありました。「ウエスタンなバー」というテーマで、鹿の壁飾りやカウンターテーブル、海外の標識など考えうる限りの舞台美術を製作しました。
― 授業で大変なことや失敗したことはありますか。
「大道具実習」は全体的に大変ですね。何を使ってどのように製作するかを考えることが難しいなと思っています。音楽芸能スタッフ科全体で行う企画ライブでは、企画制作コースの学生からテーマを出してもらい、それに沿ってタイトル看板や小道具などをつくっていきます。企画制作コースから発注をもらって製作するまでは、作業もデザインもたくさん考えないといけないところがとにかく大変でした。
― どんなアルバイトをしていますか。
ESP学園に入学してから地元のコンビニエンスストアでアルバイトをしています。基本的に授業は半日なので、無理なくアルバイトをすることができています。
― 高田馬場もしくは東京の好きな場所はどこですか。
あまり外出することはないのですが、たまに新大久保にご飯を食べに行きます。好きなのは駅近くのホットクのお店で、味はチーズが好きですね。
― 影響を受けたアーティストや芸能人はいますか。
最近好きなア－ティストは星野源さんです。ドラマ「MIU404」を観て、さらによく聞くようになりました。最近は「Ain’t Nobody Know」という曲をよく聞いています。高校生の時はバンド好きでライブによく行っていました。SuchmosさんやOKAMOTO’Sさんのライブに足を運んでいましたね。
― どんな高校生でしたか。
目立つタイプではありませんでしたが、いろんな行事に積極的に取り組み、検定にも多く挑戦していました。商業系の高校に通っていて、電卓や簿記、情報処理といった検定を取得しました。4つの検定1級を取得することができました！
― 将来の目標や夢は何ですか。
デザインを考えたりモノをつくることに関わる仕事ができたらいいなと思っています。
※1 THE SHOW・・・音楽アーティスト科ダンスヴォーカルコースが行うイベント。ダンスヴォーカルコース以外にダンス部に所属している学生も参加することができます。
※2 企画ライブ・・・舞台製作コース、企画制作コース、PAコース、照明コース、バンドスタッフ・ローディーコースの5つのコースで実際に１つのイベントを作り上げるというもの。全て学生達が主体となって一からイベントを作り上げます。
今回インタビューを受けていただいた方(2021年取材時)
音楽芸能スタッフ科舞台製作コース2年生 西川 月海(にしかわ つぐみ)さん
他学科の学生のインタビューはコチラから。
