「現場でマルチに活躍できるエンジニアになりたい!」【PAコース】

フェスに参加した時にひとつのステージをつくるためにたくさんの人が動いているのを目の当たりにしてスタッフを目指すようになった相澤さん。エンタテインメントの形が変わってきているので、現場でマルチに活躍できるエンジニアになりたいと目標を語ってくれました。

― まずは、本校(専門学校ESPエンタテインメント東京)を選んだ理由を教えてください。

少人数制の授業で機材に触れる機会が多く、技術や知識を深めることができる学校だと思ったからです。ほかの専門学校も見ましたが、ESP学園のオープンキャンパスでは体験授業に在校生も参加していて、生の声を実際に聞くことができました。そこで学校の良さを教えてもらえましたし、本格的な設備のホールに魅かれて入学を決めました。

― 本校のオープンキャンパスに参加したことはありますか。その時に良かったと思うことを教えてください。

高校3年生の時にPAコースの体験授業に参加しました。実際に学校に行って学校の雰囲気を感じられ、機材に触れることができて授業のイメージが湧きました。先輩も優しそうな人が多く積極的に話しかけてくださり、自分からも質問がしやすかったです。在校生と直接話す機会があったおかげでいろいろと知りたいことが知れました。

― 学園生活で楽しいと思う瞬間や達成感を感じた瞬間はどんな時ですか。

サウンドチェックの授業でPAミキサーを操作している時や、講師の方からのコツを教わった時です。1年生最後のイベント時に、右も左もわからない状況だったのですが、チーフを務めました。チームのみんなに指示を出したり、全体に目を配らなければいけないのでかなり大変な思いをしましたが、無事に終わった時にすごく達成感を感じました。

― 好きな授業はどんな授業ですか。

「PA実習」です。実際に機材を使って音を出すことができる授業だからです。授業では自分のやりたいこと、学びたいことができていて充実しています。

― 授業で大変なことや失敗したことはありますか。

他セクションとの連携やチームのコミュニケーションがうまく取れておらず、スムーズに進行しなかったことです。2年生の時の外部ホールでの実習の際、初めての学外実習でわからないことも多く大変でした。そこで他セクションだけでなく自身が所属しているセクションとの報告・連絡・相談などのコミュニケーションもしっかり取らないとだめだということを痛感しました。

― どんなアルバイトをしていますか。

ライブハウスでアルバイトをしています。1年間PAのことを学んだあとに始めました。現場の空気感や自分の技術や知識がどこまで通用するのか知りたかったのと、現場経験を積みたいと思ったからです。PAだけでなく、照明・ステージ転換、配信などさまざまなことを経験させてもらっています。コンサートスタッフを目指すのであればお薦めのアルバイトですね。アルバイトとして入ったら最初は照明やステージを担当するので、自分の専門外の知識や経験も得られます。自分が専門的に学んでいる分野以外のこともアルバイトを通して学ぶことができていますね。

― 高田馬場もしくは東京の好きな場所はどこですか。

渋谷や新宿にはよくみんなで買い物に行っています。ほかにも秋葉原にはマニアックな機材のお店や、イヤホンの専門店に行きますね。

― 影響を受けたアーティストや芸能人はいますか。

T.M.Revolutionです。歌がうまいところから好きになって、ネットで調べていろいろ聞いて、気づいたらハマっていました。ワンマンライブにも行くようになりました。フェスに参加した時、ひとつのステージをつくるためにいろんな人が動いているのを目の当たりにしてかっこいいなと思いスタッフを目指すようになりました。

― どんな高校生でしたか。

放送部に入っていました。そのころから機材をいじるのが好きでしたね(笑)。放送部に入部したきっかけは、アナログのミキサーなど高校の機材としてはいろいろなものがそろっていてすごくかっこいいと思ったからです。放送部に入ってからさらに機材をいじるのが好きになりました。

― 将来の目標や夢は何ですか。

新型コロナウイルスの影響でエンタテインメントの形や伝え方も変わってきているので、現場でマルチに活躍できるエンジニアになりたいです。これからの時代はマルチに活躍できる人が強いんじゃないかと考えています。なのでPAだけでなく、映像などのセクションでもバリバリ活躍したいと思っています。今のアルバイトではいろんなことが吸収できるので役立っていますね。


今回インタビューを受けていただいた方(2021年取材時)

音楽芸能スタッフ科PAコース2年生 相澤 諒(あいざわ りょう) さん


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