「いろんなアーティストのMVを制作することが夢です」【音楽スタッフ総合コース】

ベース以外の楽器はなんでも弾けるという貝瀬さん。音楽スタッフ総合コースに入学し、幅広い分野を学ぶ中でMV制作に携わりたいと夢を見つけました。

― まずは、本校(専門学校ESPエンタテインメント東京)を選んだ理由を教えてください。

高校生のころは将来何がしたいか決まっていませんでした。だけど、音楽が好きだったので音楽関係の仕事に就きたいと思い、学校を探したところESP学園では音楽に関するスタッフについて幅広く学べる音楽スタッフ総合コースがあることを知りました。ほかの学校のオープンキャンパスにも参加しましたが、音楽関係で学びたいことが明確に絞り切れていなかったのでESP学園を選びました。

― 本校のオープンキャンパスに参加したことはありますか。その時に良かったと思うことを教えてください。

バンドでドラム担当だったこともあり、音楽アーティスト科のドラムコースの体験授業に参加し、音楽芸能スタッフ科は学校説明会を受けました。学校説明会では丁寧に説明してくれたので授業の流れなどを入学前に把握できましたし、施設見学をしている際にキャリアサポートセクション※1がある部屋に入ったんですが、就職に関する資料の多さにびっくりしました。

― 学園生活で楽しいと思う瞬間や達成感を感じた瞬間はどんな時ですか。

クラスのみんなでMV撮影を行い、各自その素材をもとに編集をするという実習がありました。私が編集したMVが選ばれてそのアーティストの公式YouTubeで流れた時は頑張ってよかったなと思いました。

― 好きな授業はどんな授業ですか。

映像や照明に関する授業です。映像の授業はMVを見ながら研究する座学と実際に映像制作を行う実習があります。実習では学内のバンドのMVを制作しました。MV制作の作業の中はで編集が一番好きですね。照明の授業は課題に合わせて照明の構成を考える、灯体※2の電球を交換する、ピンスポットを扱うものなどがあります。その中でも調光卓で自分好みの色をつくって、曲に合わせて操作するのが好きですね。

― 授業で大変なことや失敗したことはありますか。

音楽スタッフ総合コースでは音楽業界の仕事について幅広く学ぶのでいろんなことを覚えるのが大変でした。特にレコーディングやPAの卓と呼ばれる機材の操作やマイクの種類がとにかく多いです。また、ライブ実習※3で照明を担当した時のことです。照明の構成は、事前に音源を聞いて考えるのですが、担当者の分担に変更があって、ある部分の構成がないことに当日気づきました。先生がその場で照明の構成をつくってくれたので問題なく進行することができました。臨機応変に対応できる先生はさすがだなと思う一方でそれ以降は同じセクション内で漏れがないようにしっかりとコミュニケーションを取るように気をつけています。

― どんなアルバイトをしていますか。

ライブハウスでライブ配信のカメラマンをしています。ライブハウスで働いているクラスメイトから紹介してもらって始めました。

― 高田馬場もしくは東京の好きな場所はどこですか。

お台場が好きです。海もあるし、きれいな景色も見れるのでいいなと思いました。高田馬場では早稲田松竹という名画座があって、たまに映画を観に行きます。新しい作品ではなく、昔公開されていたものを観ることができるレトロな映画館です。

― 影響を受けたアーティストや芸能人はいますか。

平手友梨奈さんです。年下ですが、パフォーマンスが素晴らしくてとてもすごいなと思います。

― どんな高校生でしたか。

にぎやかだった気がします(笑)。友達をたくさんつくるために各クラスを回ってましたね。部活は吹奏楽部でパーカッションを担当していました。別の学校の友達とバンドを組んで放課後に練習したりライブを観に行ったりと活動的な高校生でした。

― 将来の目標や夢は何ですか。

ひとまず就職をして、技術を身につけていきたいと考えています。そしてひとりでいろんなことができるようになりたいです。フリーランスという立場でいろんなアーティストのMVを制作することが夢だからです。そのために、現在もできる限り知り合いのMV制作や映像編集などのお手伝いをしています。


※1 キャリアサポートセクション・・・就職支援専門の部署。卒業後も相談可能です。

※2 灯体・・・照明機材で光を発する筒状のもの。様々な種類があります。

※3 ライブ実習・・・アーティストを迎えて、ライブの本番として行う授業のこと。


今回インタビューを受けていただいた方(2021年取材時)

音楽芸能スタッフ科音楽スタッフ総合コース2年生 貝瀬 小夏(かいせ こなつ) さん


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