「この人と仕事がしたいと思われるようなプロになるのが目標です」【照明コース】

高校の時に写真部に所属していて、顧問の先生が照明を操作している姿に憧れを抱いた平野さん。力作業ではありますが頭で考えることが多く、スタッフを目指すならコミュニケーション力がまず大事だと思います、と語ってくれました。

まずは、当校(専門学校ESPエンタテインメント東京)を選んだ理由を教えてください。

― 5校ほど体験授業に参加しました。将来、音楽に関わりたいと強く思っていて、ESP学園は母体がギターメーカーとして有名だったので、自分の望む環境があると思ったことや、先輩や先生の参加者への接し方が体験授業に参加したほかの学校よりもしっかりしていた印象で、雰囲気も良かったので選びました。

授業で大変なことや失敗したことはありますか。

― 照明の仕込みの授業は大変です。仕込みと聞くと力仕事のように思われますが、どの位置に吊るか、ケーブルは何本いるか、電力が足りているかなど頭で考えることも多く、ひとりひとりの効率的な行動がとても重要です。毎日失敗と挑戦の繰り返しで、自分に足りていないことを常に考えながら授業に取り組んでいます。

好きな授業はどんな授業ですか。

― 照明を操作する調光卓の使い方についての授業が特に好きです。お客さんに楽しんでもらうための光の見せ方などは全て調光卓に詰まっていて、奥が深いと感じています。授業を受ける中でたくさんの表現方法を知ることができ、スキルが高まっていくのを実感できて楽しいです。

学園生活で楽しいと思う瞬間や達成感を感じた瞬間はどんな時ですか。

― 学生主体で行う企画ライブや実習ライブでは数ヶ月前から全員で仕込みの段取りや明かりの構成などを考えて準備をします。そのライブがうまくできた時には達成感を感じます。段取りや仲間とのコミュニケーションなど、1年生の時よりも成長できていると感じる部分も増えてきました。ただ、まだまだ反省点も多く、同じ失敗を繰り返さないように意識しながら実践しています。

どんなアルバイトをしていますか。

― とにかく休みの日も実習の段取りや明かり構成を考えたり学業に集中したくて学校に入った時からバイトはしていません。土日/祝日や長期休みには他学科の学内イベントに照明スタッフとして参加をしています。授業時間外でもイベントに参加をして実践経験を積んでいます。

高田馬場もしくは東京の好きな場所はどこですか。

― 学校近くのさかえ通りにある蕎麦屋さんに毎日通ってます!(笑)普段買い物は大宮に行くことが多いです。

影響を受けたアーティストや芸能人はいますか。

― 八十八ヶ所巡礼です。音楽系の進路を考えていて、進路選択で迷っていた時に、ライブに行って曲のイメージと照明がリンクしているのに衝撃を受けて、照明を学ぶということが進路として気になるきっかけになりました。

どんな高校生でしたか。

― バンド、カメラ、動画編集などいろいろなことに挑戦していた高校生でした。

将来の目標や夢は何ですか。

― この人と仕事がしたいと思われるようなプロになるのが目標です。ホール管理会社に内定しています。お客さんにいいショーを見せられるようにホールを使う方に気持ちよく使っていただけるように仕事をしていきたいです。

本校のオープンキャンパスに参加したことはありますか。その時に良かったと思うことを教えてください。

― 高校1年の時にPAコース(音響)、高校3年の時に照明コースの体験授業に参加しました。先生や先輩が優しく楽しく照明の楽しさを教えてくれたのがとても良かったです。

※学内イベント…音楽芸能スタッフ科以外の学科で行われるイベントのこと。基本的に土日/祝日や長期休み期間中に開催されており、年間約150本行われています。


今回インタビューを受けていただいた方(2020年取材時)

音楽芸能スタッフ科照明コース2年生 平野 俊之介さん


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