「お客さんとの関わりを大事にした楽器リペアマンになりたいです」【管楽器/打楽器コース】

高校の先輩がESP学園に入学していたことをきっかけに体験授業に参加して進学を決めた平泉さん。歌うことが好きで暇さえあればカラオケに行ったり、食べることが好きな彼は、とても真摯に楽器に向き合っていました。

まずは、当校(専門学校ESPエンタテインメント東京)を選んだ理由を教えてください。

― 楽器リペアを学べる認可校※1で高校時代の先輩も在籍していたこともあって体験授業に参加しました。その時に学校が明るい雰囲気で通いやすそうと感じたためです。

授業で大変なことや失敗したことはありますか。

― 楽器ごとに状態を見て調整方法を変えなければならないので、うまく理解できずに失敗してしまったことはたくさんあります。最初の方は分解するにも構造がわからなくて苦戦していました。木管楽器(フルート・クラリネット・サックス)、金管楽器(トランペット・トロンボーン・ホルン)で楽器ごとに構造や修理する箇所が異なりますが、ひとつの楽器で学んだことをほかの楽器にも応用できることが経験を積んでわかってきました。見た目でしっかり確認してから作業に入り、作業を終えたあとに改めて目で見て確認するということを意識するようになりました。そうすることで時間の短縮や修理の精度の向上にもつながりました。

好きな授業はどんな授業ですか。

― 自分が金管楽器を吹いていたということもあり、金管楽器のヘコ出し※2の実習がとても楽しかったです。目で見て一番わかりやすく修理できているということがわかる作業で、ハンマーでたたいたり体を使う作業になるので、修理が終わったあとの達成感が多く感じられる実習なので好きです。

学園生活で楽しいと思う瞬間や達成感を感じた瞬間はどんな時ですか。

― 実習の際には前回修理して学んだことを応用して行うなど、経験したことをいかして時間短縮につなげるように意識して作業しているので、その時間を短縮できた時に達成感をとても感じます。

どんなアルバイトをしていますか。

― 飲食店のホール業務を入学当初からしています。人と話すのがあまり得意ではなかったのですが、アルバイトを通して人と話すのが楽しいと思うようになりました。その経験をいかして学園祭の管楽器体験ブースの対応スタッフとしてお客さんに楽しんで帰っていただくことができたと思います。

高田馬場もしくは東京の好きな場所はどこですか。

― 学校近くの「ひまわり」というつけ麺屋が好きでよく食べに行きます。それに、定期券内にある池袋など主要な駅に寄り道していろんな場所に遊びに行きます。

影響を受けたアーティストや芸能人はいますか。

― MY FIRST STORYのライブに行く機会があり、すっかりハマりました。また昔からACE COLLECTIONというバンドが好きで聞いていたのですが、別のアーティストのライブに参加するのもいいなと感じました。それと、シンガーソングライターのmisoさんという方が好きでその影響でアコースティックギターを始めました。

どんな高校生でしたか。

― ひたすら部活をしてオフの日には友達といろんなところに遊びに行っていました。中学では合唱部でしたが、クラスの友達に誘われて吹奏楽部の体験に行ったのがきっかけで入部し、チューバを演奏していました。希望していた楽器は別のものだったんですが・・・(笑)。経験者が優先ということで最終的にチューバを担当することになりました。

将来の目標や夢は何ですか。

― 就職先も決まっているのでそこでお客さんとの関わりを大事にした楽器リペアマンになれるように頑張っていきたいです。

本校のオープンキャンパスに参加したことはありますか。その時に良かったと思うことを教えてください。

― 先生や先輩の対応がとても明るく柔らかくリラックスして体験授業に参加できました。ESP学園に通っている高校の先輩からどんな学校なのかは事前に聞いていたので心配はありませんでしたが、友達ができるか不安なこともありました。でも入学後すぐに仲良くなれて安心しました。体験授業に参加する前は専門学校に対して厳しくてかたい印象がありました。でも実際は、先生との距離感も近いので接しやすく、話しかけやすく、授業も作業の合間で雑談をして場を和ませてくれました。

※1認可校・・・専門学校として行政より設置認可を受けているため、さまざまなメリットがあります。

※2ヘコ出し・・・楽器にできたへこみを直す作業をへコ出しといいます。


今回インタビューを受けていただいた方(2020年取材時)

楽器技術科2年制管楽器/打楽器コース2年生 平泉 航さん


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