「何歳になっても楽器に触れていることが将来の夢です」【管楽器リペアコース】

友達と楽器や奏者の方に関する話をする時が楽しいです、と語ってくれた八重樫さん。地元が好きで、バレーボール観戦が趣味の彼女は楽器屋でアルバイトをして将来のための情報収集をしているそう。楽器が大好きでずっと楽器に触れられる仕事を続けたいと語ってくれました。

まずは、当校(専門学校ESPエンタテインメント東京)を選んだ理由を教えてください。

― 実家から通えることが一番でした。それに、部活の顧問の先生に進路相談をした時に、楽器業界ではESP学園の卒業生が多く活躍しているということを教えてもらったからです。

ESP学園の印象ってどんな感じでしたか。

― 入学する前は周りの人が自分より楽器ができる人だったらどうしようとか、コロナで授業がどうなるのかという不安がありましたが、みんなリペアを学ぶという点では同じスタートラインに立っているということがわかったので大丈夫でした。授業のうち、講義は自宅で動画配信授業※1での受講、実習は通学して受けられて安心しました。

授業で大変なことや失敗したことはありますか。

― フルートのタンポ交換※2です。1箇所の調整に何日もかかった時はとても辛かったです。トーンホール(楽器に空けられている穴)をしっかり閉じるように調整するのがとても難しいんです。

好きな授業はどんな授業ですか。

― クラリネットが楽器の中で一番好きなので、クラリネットのタンポ交換やコルクの交換作業、商品知識の動画授業が好きです。

学園生活で楽しいと思う瞬間や達成感を感じた瞬間はどんな時ですか。

― 楽器や奏者の方の話をする時が楽しいです。高校の吹奏楽部ではみんながっつりと活動していたわけではなかったので突っ込んだ話はあまりできなかったですが、ESP学園に入学してからいろんな楽器についての話を聞くことができるのでとてもおもしろいです。

どんなアルバイトをしていますか。

― 将来の進路に関して情報収集や社会勉強がしたかったので、楽器屋でアルバイトを始めました。

高田馬場もしくは東京の好きな場所はどこですか。

― 地元の青梅!(笑)最近は新大久保で楽器屋さんに行ったり、ご飯を食べたりしています。

影響を受けたアーティストや芸能人はいますか。

― ふたりともジャズ系の奏者の方で、クラリネット奏者の谷口英治さん、辻本美博さんです。ジャズにはいろんな奏法があることを知った時にとてもおもしろいと感じてさらにクラリネットが好きになりました。

どんな高校生でしたか。

― 吹奏楽部でクラリネットをしていました。

きっかけは中学の時の体験入部で一番音を出すことができたことでした(笑)。高校の部活はあまり厳しくなく、自分の好きな練習をしていたので、ジャズの奏法の練習などをしていました。

将来の目標や夢は何ですか。

― 何歳になっても楽器に触れていることが将来の夢です。リペアマンではなくても楽器が好きなので楽器に触れていられるような仕事を続けていきたいと思っています。

本校のオープンキャンパスに参加したことはありますか。その時に良かったと思うことを教えてください。

― 平日学校見学会※3に参加しました。先輩がトランペットのリペアをしているのを見て興奮しました!休み時間には、先輩が明るく出迎えてくれて和やかに話かけてくれたのでとても楽しく、いい雰囲気だと思いました。

※1動画配信授業・・・コロナ禍における特別対応の授業。通常は講義も通学しての授業となります。

※2タンポ交換・・・トーンホールを塞ぐパーツをタンポと呼び、そのパーツを交換・調整をする修理です。

※3平日学校見学会・・・来校して実際に学校の施設や授業を見学するものです。


今回インタビューを受けていただいた方(2020年取材時)

楽器技術科2年制管楽器リペアコース1年生 八重樫 有香さん


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