「卒業後は一度帰国して地元の楽器販売店の音楽教室でお客様の要求や願望に応えられる調律師になりたいです」【ピアノ調律コース】

昔から音楽には興味があり、習っていたヴァイオリンの先生から日本の調律技術は世界的にすごいと聞いていて、学ぶなら日本で、と考えていたチェリーさん。香港にいる際にESP学園の説明会に参加して興味を持ち、日本語学校を経て本校へ進学し、留学生として専門技術を学んでいる彼女にお話を伺いました。

まずは、当校(専門学校ESPエンタテインメント東京)を選んだ理由を教えてください。

― 香港の日本語学校で開催していたESP学園の説明会に参加しました。東京校にはギター製作や管楽器リペア(修理)、ピアノ調律を学ぶ学科があり、ピアノ調律のコースに興味を持ちました。初心者でも大丈夫と言われたことや、日本の調律技術は世界的にすごいと聞きました。学ぶなら日本がいいと考えていたこともあり進学しました。

授業で大変なことや失敗したことはありますか。

― 今までピアノを勉強したことがないので、人より頑張らないといけないというプレッシャーがありますし、わからない専門用語が出てきた時は大変です。

学校に入る前は日本の友達ができるかどうかも不安でしたが、実際に授業を受け始めるとクラスメイトとも仲良くなれましたし、先生の話がおもしろく、距離感が近いので相談しやすく、不安もすぐになくなりました。

好きな授業はどんな授業ですか。

― 「ピアノレッスン」です。2週間に1回ほどの授業で、30分間で指使いや選んだ曲の技術を学んでいます。先生は優しく、アドバイスもわかりやすいので、とっても学びやすいです。授業全体としては、思っていたよりも講義は少なく実習が多いので実践的に学ぶことができています。

学園生活で楽しいと思う瞬間や達成感を感じた瞬間はどんな時ですか。

― 「整調」の授業の時、自分も含めクラスのみんな、調整するのが難しいところがあったのですが、それができて先生に褒めてもらった瞬間に達成感を感じました。

どんなアルバイトをしていますか。

― 今はしていないです。栃木の日本語学校にいたころはカフェでホールとキッチンのアルバイトをしていました。香港にいるころにはクリニック(婦人科)で補助の仕事をしたこともあります。日本でアルバイトをしたことで改めて日本は礼儀正しいと感じました。

高田馬場もしくは東京の好きな場所はどこですか。

― 築地が好きです!おいしいお刺身を食べられるからです。お肉よりもお魚が好きで、築地で食べたお刺身はおいしくて感激しました。高田馬場ではよくBIGBOXのスシローでご飯を食べます。池袋ではサンシャインに行って買い物をよくします。せっかく日本に留学しているので、いつかディズニーに友達と遊びに行きたいです。

影響を受けたアーティストや芸能人はいますか。

― 櫻井翔さんです。昔から嵐が好きで日本語を勉強し始めたのも嵐がきっかけです。努力や成果で自分を語る櫻井翔さんを本当に尊敬しています。

どんな高校生でしたか。

― 人見知りで静かに勉強したり、本を読んだりすることが多かったです。放課後には友達と学校近くのショッピングモールでよく買い物をしたりご飯を食べたりしていました。

将来の目標や夢は何ですか。

― 卒業後は一度帰国して地元の楽器販売店でやっている音楽教室で仕事をしようと考えています。将来、お客様の要求や願望に応えられる調律師になりたいです。

本校のオープンキャンパスに参加したことはありますか。その時に良かったと思うことを教えてください。

― 栃木の専門学校に通っていて少し遠いと思いましたが、気になっていたピアノ調律科のオープンキャンパスに参加しました。参加前は不安でしたが担当の先生のおかげで楽しかったです。


今回インタビューを受けていただいた方(2020年取材時)

楽器技術科2年制ピアノ調律コース1年生 TSE CHEUK IN CHERRY(ゼ チャ イン チェリー)さん


他学科の学生のインタビューはコチラから。

お知らせ一覧へ