「コアなファン層に響くようなバンドを目指します!」【ドラムコース】

ーまずは、本校(専門学校ESPエンタテインメント東京)を選んだ理由を教えてください。

いちばんは施設が充実しているからです。ドラムセットが置いてある教室が多いと思いました。
小学校でドラムに触れる機会があって、中学から吹奏楽部でドラムを本格的に始めて好きになりました。高校では軽音楽部に入って、先輩がESPに進学することもあって、学校の話は聞いていましたし、顧問の先生から勧められたこともあって体験授業に行きました。ESPのほかにも自分で専門学校を色々と調べました。最終的にESPに決めたのは、体験授業で対応してくださった先生がすごくよかったということです。

ー本校のオープンキャンパスに参加したことはありますか。その時に良かったと思うことを教えてください。

高校2年生の冬に参加した時に教えてくれた先生が、自分の困っていることや悩んでいることを相談したんです。その先生が親身になって考えて、教えてくれたのが印象に残りました。その時、この先生に教わりたい!と思いました。

ー学園生活で楽しいと思う瞬間や達成感を感じた瞬間はどんな時ですか。

同級生とスタジオ練習をしながら、「どうしてできないのか」「どうやったらいいのか」など話し合い、二人でできるようになった時にはうれしかったですし、その時間は楽しかったです。基本的にドラムをたたいている時は楽しいので、学校の学生支援サービスでスタジオ(教室)を無料レンタルできることはありがたいです。この1年間でとにかくできることが増えましたし、チューニングやたたき方による出る音の違いに関して考えるようになりましたよ。

ー好きな授業はどんな授業ですか。

【アンサンブル】です。
アンサンブルは人と合わせることを学ぶ授業です。実際に演奏してみてその難しさを感じますが、とても勉強になります。ドラムコース以外の先生からの指導もいただけるので、ドラム以外の視点から、ドラマーとして必要な部分を指摘してもらえるのですごくためになります。

また、【リズムアンサンブル】という授業はグルーヴというものを考えさせられる授業でした。ふたつとも選択授業なのですが、自分の専門外のことも選べるのがいいですね。

ー授業で大変なことや失敗したことはありますか。

先生から「先週やったことをやってください!」と言われたんですが、クラスで誰一人できなかった時があって、先生にとても注意されました。先生の期待を裏切ってしまいました。とても後悔しました。来週までにしっかりやってくると約束して、そのあとはクラスの仲間と一緒に練習をしました。それから授業に対する考え方が一気に変わりましたね。授業でやっていることはすべて無駄じゃないし、その日にできたからいいやではなくて、授業で学んだことをもとにいろんなニュアンスが出せるように練習することの大切さに気づきました。

ー高田馬場もしくは東京の好きな場所はどこですか。

バンドがよくお世話になっていることもあって、下北沢の「251」というライブハウスによく行きます。
高田馬場では、「和乃家」といううどん屋さんでよくランチをしています。
おすすめはざるうどんに天かすをトッピングすることです。

ー影響を受けたアーティストや芸能人はいますか。

ミオヤマザキさんです。
高校1年のころにライブを見に行ったのですが、見せ方がすごくうまい印象でした。音楽的に影響を受けたのもそうですが、ヴォーカルの引き込まれるようなステージングに惹かれました。
自分はバンドで活躍していきたいと思っています。ミオヤマザキさんみたいにコアなファン層に響くようなバンドを目指します!

ーどんな高校生でしたか。

軽音部に入っていて、大会で優勝したりして新聞に載ったりすることもありました!当時はドラムたたきながら回ったり、お客さんの方へ飛び込んだり、とにかく元気でした。バンド漬けの毎日で、高校1年のころに組んだバンドは今も続いています。

ー将来の目標や夢は何ですか。

ドラマーとして有名になりたいというよりはドラムで食べていきたいというのがいちばんの目標です。そのために今頑張っています。人脈を広げることもそのひとつです。いろんな先生に挨拶をしたり話しかけて、覚えてもらえるように心がけています。ライブハウスでもほかの出演バンドの方に話しかけていたりします。ドラムを練習するのは自分としては当たり前だと思ってやっています。人と関わることが好きなので、今はまだ実力不足ですが、いつかドラムを教える仕事をしたいです。ゆくゆくはドラム講師になれるといいですね。

今回インタビューを受けていただいた方(2021年取材時)

音楽アーティスト科ドラムコース1年生 徳丸 温輝さん


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