「自分の音楽で勇気づけたり楽しませたりできるアーティストになりたい!」【ギターヴォーカルコース】

ーまずは、本校(専門学校ESPエンタテインメント東京)を選んだ理由を教えてください。

進学先の専門学校を選ぶ時にはとにかくいろんな学校を見ました。高校の上級学校訪問をして行こうと決めていた学校があったのですが、軽音楽部の部長に、「音楽やりたいならESPに一回行ってみな」と言われて、高校3年の7月末にESPのオープンキャンパスに行きました。
そこで流れていた動画のクオリティに鳥肌が立ちました。先生の説明を聞いて学科関係なく交流できる環境だとも思いました。体験授業を受けて授業の流れや先生の雰囲気がよくわかりましたし、お昼休み時に先生や先輩と一緒に話をしながらご飯を食べる時間がとてもよかったです。自分がやりたいことについて聞いた時にしっかりと答えてくれました。オープンキャンパスの最後に卒業生ライブがあったんですが、それが自分の理想的なアーティストの姿で猛アタックして今も現場で教えていただいています。とても濃い1日で、自分のやりたいことを自由にできると感じて、最終的にESPを選びました。

ー本校のオープンキャンパスに参加したことはありますか。その時に良かったと思うことを教えてください。

高校3年の7月末からほぼ全部の回に参加しました。オープンキャンパスに参加した時にもらったノベルティもたくさん持ってます(笑)。
ESPを進学先に選んだのもオープンキャンパスの経験が良かったからです。

ー学園生活で楽しいと思う瞬間や達成感を感じた瞬間はどんな時ですか。

入学時期とコロナがかぶって友達と会えなかった時期に、ESPに入学する学生の多くがTwitterで呼びかけ合ってLINEのトークルームに200人くらい集まったんですね。いろんな人と話す機会が欲しかったので、全員追加しました(笑)。そこから仲良くなった人と学校で会って話をしたり、放課後に会ったり、他の学科の人とも出会えました。マネージャーやレコーディングの知識などその時できた友達に聞くことができて、いろんな仲間たちと助け合ってできなかったことができるようになって、すごくいい瞬間だと思いました。

ー好きな授業はどんな授業ですか。

どの授業もとても楽しく多くを学べていて個人的に成長できていると思うのですが、特にギターヴォーカルベーシックという授業は1年生からお世話になっている先生の授業で、自分の欠点や弱点、伸ばした方がいいところをよく見てくださる先生で、今まで自分になかった視点が芽生えました。
昔は自分の良さよりも世間のニーズに合わせていくことを優先していましたが、自分の良さを伸ばすための練習方法などを知ることができました。

ー授業で大変なことや失敗したことはありますか。

失敗して、主任の先生にアドバイスをもらって、欠点を自分自身でも見つけて、それを克服するために考えて実践して、の繰り返しですね。
例えば、洋楽しかやらない授業があるんですが、ほんとに自分の中では難しくて、これだけはどう頑張っても評価がAからあがらなかったです。授業で洋楽を歌うということを経験してどれだけ難しいかを体感しました。言葉数やどこで拍を感じるかなどのノリ感、発音の仕方など頭がパンクですよね。克服するために、課題曲を漠然と聞くのではなく、カタカナで発音を歌っている通りに書き出してみて、強引に読んでどこでリズムを感じているのかを覚えていくなど研究をするようにしました。
今ではイベントをたくさん経験して余裕が出るようになりました。入学当初はとにかく全力で楽しもうという気持ちでやっていました。いろんな場を経験して楽しみ方がわかったので、2年からは何があっても対応できる余裕が欲しいと思ってそれに合わせて練習内容を変えたり、楽しみつつ表現したいことを考えるようになりました。いろんな経験をして引き出しが増えたのでいろんな考え方ができるようになりました。

ーどんなアルバイトをしていますか。

1年の年末にデビューサポート経由で動画BGMの配信会社の作家募集があったのでやってみたんですが、自分のやりたいことではないなと思って、焼肉屋さんとコンビニでアルバイトを始めました。掛け持ちをしていた時は夕方~夜まで焼肉屋、深夜からコンビニで働いていた時期もありました。

ー高田馬場もしくは東京の好きな場所はどこですか。

学校近くのうま家というラーメン屋がすごくおいしくて好きです。週1ペースで行ってます(笑)。うま家を知ったのが2年生になってからで最初は2週に一回だったんですが、バンド活動やイベントの再開につれて個人練習が増えてきて、お昼ご飯に食べに行くことが増えました。
駅近くのうどん屋さんを友達が教えてくれて、そこもおいしくてよく行きます。
買い物は新宿によく行きます。最近も島村楽器でマイクを買いました。外出する時は、新宿乗り換えが多くて島村楽器は月イチで行ってます。

ー影響を受けたアーティストや芸能人はいますか。

ギターはRUFIOというバンドのギターヴォーカルの人の技術がすごいと思ったのがきっかけで、小5から始めました。その時は、途中で挫折して中学では吹奏楽でドラムを担当していました。ギターは高校からまた始めました。
TOTALFATさんは歌だけじゃなくてギターでも戦えるアーティストになりたいと思ったきっかけです。曲のメッセージ性や雰囲気、ライブの雰囲気を見て、自分もギターヴォーカルになってMCや曲、歌・ギターで活躍したいと思いました。
WANIMAさんはこんなに人を動かす曲がつくれるんだと感じて、自分でももっと素直に曲を書いてみようと思いました。WANIMAさんは全てにおいてどストレートに伝えていてすごい突き刺さるんですよね。
自分の最終目標は売れるということよりも音楽で人を助けたいと思っていて、そのきっかけは「COMING KOBE」というチャリティーフェスで、音楽のやり方についていろんな方法があるということを知った時に自分もその一員になりたいと思ったからです。

ー自宅ではどう過ごしていますか。

趣味はアニメを見たり、映画を見たり、音楽を聞いたり読書をしたりなど芸術作品を楽しむことです。
最近はYouTubeで人の弾いている動画などを見て勉強してます。最近YouTubeで人がギターを弾いている動画などを見てます。ほかにも映画はよく見ますね。ディズニー映画が好きで、美女と野獣がアニメも実写もどちらも好きです。

ーどんな高校生でしたか。

とにかく音楽中心の生活をしていた高校生でした。
音楽が大好きでバイトをして稼いだお金はエフェクターだったり機材など音楽活動に全てを費やしてました。
軽音楽部に入っていて大会に出場したこともありました。

ー将来の目標や夢は何ですか。

将来は自分がつくる音楽や自分のライブで聞いてくださる方々を勇気づけたり楽しませたりできるアーティストになりたいです。何か影響を与えられるものをつくり上げて音楽に恩返しをしたいと考えています。
そのためにずっと続けているのは、オープンキャンパス参加初日で出会った卒業生バンドのローディーをしていることです。ギターの方からいろんなことを教わって、自分の中にも取り入れていってます。現場にも連れて行ってもらって勉強させてもらっています。
あとはまだちゃんとはできていないんですが、ネットに歌った動画をあげることを今後はやっていきたいと思ってます。そのためにも本気で自分でやりたいことを実現できるメンバーを集めて今のバンドを始めました。


今回インタビューを受けていただいた方(2021年取材時)

音楽アーティスト科 ギターヴォーカルコース2年生 齋川 裕翔さん


他学科の学生のインタビューはコチラから。

お知らせ一覧へ