【卒業生】(株)サウンド・シティ 平井 美桜さんインタビュー

都内各所にスタジオを展開し、レコーディング業務・ポストプロダクション業務を行う(株)サウンド・シティで働く平井 美桜(ひらい みお)さんにESP学園に入学を決めたきっかけや、学生時代の思い出、現在の仕事についてインタビューをさせていただきました。

—–学生時代について—–

●ESP学園に入学しよう思ったきっかけは何ですか?

漠然とエンタメ業界で働きたいと思い、インターネットで学校を探し始め、ESP学園のオープンキャンパスに参加してみました。オープンキャンパスに参加した学校の中で、エンタメに強い印象を受けたESP学園に入学しました。はじめはマネージャーの仕事に興味を持っていたのですが、エンタメの中でも特に音楽に携わりたいと自分の中で気付き、音響を専門的に学べるPA&レコーディングコースを選びました。

●現在の仕事にいきている授業や印象に残っていることは何ですか?

レコーディング実習が一番ためになったと思います。就職したスタジオの方針ややり方がありますが、学生時代に機材に触れられたことは今でも役に立っていると感じます。

●授業以外での学校生活の思い出や心に残っているのはどんなことでしょうか?

ESP学園にはエンジニア検定という、自分の力を試せる独自の制度があるのですが、明確な目標が設定されているので、ひとつひとつクリアしていく楽しみを感じながら学べたことが印象として残っています。

他には、授業の一環としてレコーディングスタジオの見学があり、そこで見学に行ったのがサウンド・シティでした。学校のスタジオしか知らなかったので、この見学をきっかけにサウンド・シティでアルバイトをしたいと思うようになり、さらにはこのスタジオに就職したいと考えるようになりました。

—–仕事について—–

●仕事で楽しいと感じている点、魅力、やりがいを教えてください。

私がサウンド・シティで働きたいと思った理由のひとつに、劇伴のレコーディングに携わりたいという思いがありました。実際に自分がレコーディングに関わった音源がドラマなどで使用されていると純粋に嬉しいです。また、制作チームの一員として様々なプログラムに携われることにやりがいを感じます。

●仕事を継続していくうえで大切にしていることを教えてください。

日々勉強すること、新しい知識を増やすことは自分の中で大切にしています。新しく知った機材を覚えることはもちろんですし、作品、アレンジャー、エンジニアによってやり方も違ったりするので、次の仕事でいかせるように1日の振り返りは仕事終わりにするよう心がけています。 もう1つは当たり前ですが、挨拶・自己紹介です。クライアントが同じでも作品が違うと作曲家や奏者も変わってきます。作品自体も世の中に出る前の新しい音楽ですし、これから創られていく、スタートという気持ちを込めてのその日最初の挨拶を大切にしています。

●仕事で辛いと感じる点(時)はどのようなこと(時)でしょうか?

基本的に不規則で仕事の開始・終了が毎日バラバラなので身体が慣れるまでは辛かったです。劇伴からアーティストもの、歌録り、CMなど編成も仕事によって全然違うので特に大編成の案件はセッティングで体力消耗する日もありました。

●最後に、業界を目指そうとしている、或いは目指そうか迷っている高校生に一言アドバイスをお願いします。

最初は辛いこともたくさんありますが、続けているとコツを掴んで、できないこともできるようになり、いつか楽しさに変わっています。

エンタメ業界の中にもたくさんのお仕事があるので、自分のやりたいことを貫いてください!

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