【卒業生】父になっても永遠のギターキッズ! 町田ミリメーターズ ミュージック 力武 誠さん

町田ビンテージギターショップ「ミリメーターズ ミュージック」で働く力武 誠さんにESP学園ギタークラフト科に入るきっかけや、学生時代の思い出、現在のお仕事についてインタビューさせて頂きました。

【学生時代について】

——ESP学園に入学しようと思ったきっかけはなんですか?

高校時代にバンドの手伝いをやっていたんですがそのバンドがとてもうまかったんです。自分もギターをやっていたんですがその時に「やりたい音楽でやっていくのは無理だ」と察しました。ギターを弾いて食っていくのではなくて「自分は裏方で好きなギターに携わる仕事に就こう」と思ったのがきっかけです。その方がギターヒーローへの道のりが近いと感じました!(笑)

——学生時代、ためになった授業、印象に残っている授業はありますか?

授業で失敗した時にみんなによくイジられました。みんなになじられるのが嫌で頑張ってました (笑)。失敗が大きければ大きい程、みんなで大笑いしてました。そんな学生生活でした。

——授業以外での学校生活での思い出や心に残っている事はありますか?

当時はよくみんなでボウリングとかサッカーをやって遊んでました。ギター全然関係ないですね(笑)。今でも学生時代の仲間と会ってます。最近はコロナで全然会えてないですけど、コロナになる直前にクラスの仲間10人ぐらいと飲みました。

【仕事について】

——今の仕事をはじめたきっかけはなんですか?

今のこのお店の店主が独立した事を雑誌で知って連絡しました。「一緒に働かせください」って言いました。自分の居場所を自分でつくった感じですかね(笑)

——仕事の魅力、やりがいはなんですか?

今、修理以外にギターの製作も行っているんです。一番楽しい時ですね。修理で培った経験をフィードバックしてギターをつくってます。うちのお店はビンテージギターからビザールギターまで幅広く扱っているお店のためギターづくりのヒントの倉庫なんです。

——仕事は新型コロナウイルスの影響を受けてますか?

巣ごもり需要で修理の依頼が多い印象です。それと新たにギターを始める方も多いですね。新品、中古どちらもギターが売れてます。ギターを新たにやってみようと買われる方が例年より多い印象です。あとは、今までは時間に追われていたんですがこのコロナ禍で比較的時間ができたので、色々ギターの研究をしたりする時間ができました。そういった意味でコロナのおかげで考えたりやってみたかった事ができる時間ができましたね。

——ギター販売のお仕事に興味がある方やクラフトマンに興味がある方に一言メッセージをお願いします。

色々なジャンルの音楽を聴いてください。ギターの音を探して欲しいです。ギターの音が音楽とどうかかわっているか注目して聞いて欲しいです。あと、失敗を恐れずに色々やってみてください!自分でやってみて身につくものなので失敗を重ねて学んでください。失敗ほどヒントがあると思います。


【ギター・ショップ】ミリメーターズ ミュージック

 〒194-0021

 東京都町田市中町1-16-11 WING町田3F(「COCO壱番屋」のビル3階)

 TEL/FAX:042-739-6562

 https://millimetersmusic.jimdofree.com/


<編集後記>

力武さんはギタークラフト科の学生時代からクラスの人気者でムードメーカーでした。友達同士で作業の話をしたり、学内イベントに参加したり、学生生活も充実していましたね。現在お務めのMillimeters Music. さんは、店長さんと力武さんの他1名で運営されていますが、力武さんはギターやベースの販売の他に、リペアや製作のお仕事にも携わっていらっしゃいます。製作ではお店の近くで工場を経営されている同級生とコラボされているそうで、今後が楽しみです。小学生のお子様も音楽好きとのことなので、いつまでもギターキッズなお父様でいてください。今後のご活躍をお祈りいたします。

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