【レコーディングコース、PA&レコーディングコース】ライブレコーディング実習

2022.02.18

1月16日、1月22日 ライブレコーディング実習

1月16日、22日にESP学園本館ホールにて、レコーディングコース、PA&レコーディングコースのライブレコーディング実習が開催されました。前回同様、レコーディングセクション、PAセクション、ライブ制作セクション、舞台・楽器セクションに分かれてそれぞれイベントをつくり上げていきました!
今回はそのイベントレポートになります。ひとりひとりが自分の担当するセクションの仕事をしっかりこなしていきました。


レコーディングセクション

ホール内にレコーディング機材を持ち込み、ライブの音を録音していきました。
この日の為に学生が必要な機材とシステムを考えてきました。前日からホール内に機材を運搬し、当日は朝から仕込みをしていきます。
様々な種類のケーブルを適切な箇所につないでいく必要があるので、準備でもかなり集中して作業する様子が見られました。
会場音響を担当するPAセクションとの連携もとても大切なものになります。
配信映像の音響もこちらのセクションの学生が担当し、実際にサウンドを調整する人と、配信を見て音量バランス等をチェックする人とに分かれて音づくりをしていました。
レコーディングコースの学生が一生懸命に頑張っていました!


PAセクション

PA&レコーディングコースの学生がPAを担当しました。
会場の音響、アーティストが自分たちの演奏の音を聴く為のモニタースピーカーの調整など、仕事は幅広くありました。
チューニング、サウンドチェック、リハーサルでの確認などを入念に行っていきます。セクション内でしっかり打ち合わせをして、回線なども細かく決めました。レコーディングセクションの音響にも影響してくるので、スピーディかつ正確な仕事が求められます。
PAセクションも様々な仕事内容を分担しながら、会場内に良い音を響かせていました!


ライブ制作セクション

ライブを企画してくれたセクションです!
イベントのコンセプトや予算もこのセクションの学生が考えたものとなります。その日のライブを運営するにあたって何が必要か、楽屋はどういう仕様にするかなど、細かいところまで気を配って考えなければならないセクションです。
イベントの広報活動にも積極的に取り組んでいて、フライヤーもこのセクションの学生がデザインし、発注しました。
様々なお店などにフライヤーを置いていただき、たくさんの方にイベントを認知してもらえるよう努力しました!
当日は楽屋設営やケータリングの買い出し、アーティストのアテンドやイベントSNSの運営など、幅広い活躍を見せてくれました。


舞台・楽器セクション

ステージ上のドロップ幕の設置やアーティストの機材管理など、責任感の大きなセクションです。
アーティストの機材情報などを見つつ、何が必要になるかを見極めて準備をします。楽器の持ち替えやチューニング、調整もこなしていきました。アーティストの機材を取り扱う為、それぞれが緊張した面持ちで作業をしていました。
ライブ中もアーティストのパフォーマンスを常に舞台袖で見守り、楽器入れ替えやトラブルがあった時には瞬時に対応しなければなりません。
様々な状況を想定して準備をしてきた甲斐もあり、無事にイベントを終えることができました。


まとめ

今回のライブレコーディング実習は前回までとは違い、学生が主体となって動く卒業制作という形で行いました。
普段学んでいないセクションにも挑戦しましたが、各学生ひとりひとりがしっかり自分の作業にとりかかれていたことがとても印象的な一日になったと思います。
これから社会に出て行って、エンタテインメント業界を担う若手スタッフになっていくかと思いますが、今回の実習で学んだことを活かし、役立ててくれればいいなと思います。
レコーディングコース、PA&レコーディングコース2年生の皆さん、本当にお疲れ様でした!

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