HIROKAZ×フルタニランバー×ギタークラフト科 コラボレーションギター製作Vol.2【木工編】!

2026.01.21

2026年あけましておめでとうございます。

ギタークラフト科です。


さて、今年度第2回目となるコラボギター製作ですが、昨年度末のVol.1記事ではネック製作の指板接着までご紹介いたしました。

Vol.1【始動編】の記事はコチラ!

その後も作業を進めましたので、今回はネックの木工加工終盤~ボディの木工加工終了までを見ていきたいと思います。

どうぞ!

まず、接着後に指板からはみ出しているネック材を削っていきます。

ここでは主にカンナやノミを使用し、幅を指板ピッタリに揃えていきます。

幅が揃えられたら

 指板の側面に丸い溝を掘り、サイドポジションマークを埋めて接着していきます。今回は「ルミンレイ」という蓄光素材を使用しました。光を蓄えて発光する為、暗いステージでの演奏もバッチリです。

次に指板表面の加工を進めていきます。

 まずはフレットの土台となる指板アール(曲面)の成型、指板調整を行い、表面が整ったらフレットを打ち込んでいきます。

指板の幅に合わせてフレットをカットし、飛び出している部分を鉄ヤスリで削ったら、フレット溝の隙間部分にパテを埋めて塞いでおきます。

 その後、ネックグリップのシェイプを仕上げ、サンドペーパーで表面を研磨していきます。

刃物やヤスリの加工痕を消し、平滑な面を作って塗装作業に備えるためです。

今回、指板表面には塗膜を作らない仕様にしているので、塗装を乗せない部分にはマスキングテープで保護。

これでネックの加工が終わり、塗装の準備が整いました。


いよいよ、ボディの木工加工に入っていきます。

 いよいよ、ボディの木工加工に入っていきます。

まずは製材から。機械で素材を切り出し、設計したギターのボディが収まる幅、厚みになるよう木工用ボンドで接着をしていきます。

製材が終わると、普段の授業で使っているボディ用木材と変わらない状態になりました。ここから本格的な木工加工を始めていきます。


 PCで設計した図面と3Dデータを元にプログラムを作成し、CNCルーターでの切削加工へ。

太さの異なる刃物を使い分け、表側から必要となる溝加工をほぼ終えることが出来ます。

今回のように全く同じ形で複数を作る場合にはとても効率良く製作を進められる、

ギター工場などに近い製法です。


CNCルーターでの加工後は

カンナやヤスリを使用し、エルボーカットやバックカット(ウエストカット)のような、コンターと呼ばれる部分の加工を進めていきます。CNCルーターである程度まで加工する事も出来るのですが、形状や深さの確認の為に今回は手加工で行うことにしました。

ネックと同じくボディ全体の研磨をして

後の塗装に備えておきます。ここまで作業を終えた後、今回は細かい仕上がりの確認の為、ネックとボディ、そしてピックガードのマッチングまで行ってみることにしました。ここまでくると完全にギター!より完成が楽しみになってしまいました。


 さて、今回の作業はここまで。次回は「塗装」の工程をご紹介いたします。
今の段階ではカラーリングが明確には定まっていません。はたしてどんな色のギターになるのでしょうか。お楽しみに!

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