「夢はドームツアーやワールドツアーを企画して、そのライブに親や友人を招待すること」【企画制作コース】

特技はパソコンなどの機器を扱うことが得意な朝野さん。お父さんの影響で映画「ワイルドスピード」が好きで、その影響もあり免許を取得してからはカーシェアを利用してよくドライブをしているそうです。人見知りしない性格のアクティブな彼のインタビューです。

まずは、本校(専門学校ESPエンタテインメント東京)を選んだ理由を教えてください。

― ライブ研修が年間を通してあること、少人数で授業が受けられること、それに授業が午前中だけで集中して学べるからです※1。別の専門学校についてもいろいろと調べていましたが、カリキュラムが半日で組まれている点が自分の生活スタイルに合っていて一番惹かれました。

当校のオープンキャンパスに参加したことはありますか。その時に良かったと思うことを教えてください。

― 高校2年生と3年生の時に1回ずつ、企画制作コースのオープンキャンパスに参加しました。しっかりした施設がとても印象に残っていますが特に12号館のホールが印象的でした。緊張もあって内容はあまり覚えていないのですが、ホールに入った時の驚きは鮮明に残っていて、今でも忘れません。入学して自分がオープンキャンパスのスタッフとして高校生を迎える側になって運営を行うのは意外と大変だと感じました。

学園生活で楽しいと思う瞬間や達成感を感じた瞬間はどんな時ですか。

― パソコンを扱う授業でIllustratorやPhotoshopがスムーズにできた時はとても嬉しく感じます。また、授業で企画ライブを開催します。企画ライブは本番のおよそ半年前からゼロから企画を練り始めるのですが、みんなで作品をつくり上げているという感覚があり、無事に本番を終えた時に達成感を感じることができました。

好きな授業はどんな授業ですか。

― 現場経験が豊富な講師だからこそ知っている、実際の業界や現場のことを聞ける授業は楽しいですし、就職後のことをイメージできるのでとても勉強になっています。また、パソコンを使った授業が多く、いろんなソフトの使い方をいちから教わるので、技術が身について楽しいです。

授業で大変なことや失敗したことはありますか。

― 「企画制作実習」の授業でオリジナルの企画を考えることです。企画ライブ※2が年に数回あるのですが、それ以外にも通常授業の中でイベントの企画書を作成する課題やオリジナルキャラクターを考案する課題などが少なくても1カ月に1回は出されます。さまざまな観点から企画力を培えるようにその都度お題が変わるのでネタ切れになることが日常茶飯事です。そのため、いろんなことに興味を持つようにしていますね(笑)。

どんなアルバイトをしていますか。

― 居酒屋とイベントスタッフの派遣会社に登録しています。イベントスタッフは上京して最初にしたアルバイトで、イベントの大小に関わらずさまざまなアーティストのライブやコンサートの搬入・搬出や会場整理など実際の現場の雰囲気が知れて仕事しながら学ぶこと多いのでとてもよい経験ができていると思います。始めてよかったと思えるアルバイトです。

高田馬場もしくは東京の好きな場所はどこですか。

― 東京タワーが好きです。スカイツリーより東京タワーの方がなんとなく好きですね。東京ドームと国立競技場は現場で何度か入ったときに規模に圧倒され感動した思い出があります。高田馬場では「ひまわり」というつけ麺屋さんがおいしくて、がっつり食べられます。

影響を受けたアーティストや芸能人はいますか。

― EXILEさん、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEさんなどLDH所属のアーティストの方々です。格好よさと礼儀正しさの両面があってアーティストとしてだけではなく人としても尊敬しています。

どんな高校生でしたか。

― とにかく青春してました(笑)。生徒会やクラス役員としてレクリエーションを企画したり学校行事の運営にも携わっていました。今考えると当時から制作っぽいことを無意識にやっていたように思います。家から近くてギリギリ入れる学校ということで薬学科の高校に通っていました。卒業までに10個くらいの薬業に関する資格を取れました。

将来の目標や夢は何ですか。

― LDH所属のアーティストの方々と直接関わる仕事をするということです。そして、ドームツアーやワールドツアーを企画して、アーティストと一緒に全国を回りたいです!また地元の富山でも野外フェスなどの大きなイベントを企画して、親や友達を招待することです。できるなら、このふたつの目標を同時に叶えるのが夢ですね。


※1 本校では午前クラス午後クラスに分かれて授業を行っています。

※2 企画ライブ・・・イベントの企画からアーティストのブッキング・イベント予算の管理など、本来の「ライブ企画・制作・運営」で行うことを実際のイベントを通じて実践的に学ぶというものです。全て学生達が主体となっていちからイベントをつくり上げ、企画制作コースのほかに、舞台製作コース、PAコース、照明コース、バンドスタッフ・ローディーコースの5つのコースで連携し、実際のライブ現場でとても重要となる他セクションとの連携やコミュニケーションの取り方も学んでいきます。


今回インタビューを受けていただいた方(2021年取材時)

音楽芸能スタッフ科企画制作コース2年生 朝野 京介さん


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