「悲しんでいる人や苦しんでいる人を1人でも多く救えるシンガーソングライターになること!」【シンガーソングライターコース】

ーまずは、本校(専門学校ESPエンタテインメント東京)を選んだ理由を教えてください。

活躍しているアーティストさんが卒業した専門学校で、中でもEXILE ATSUSHIさんやバンドが好きなのでフレデリックさんに惹かれました。
高校2年生の時、担任の先生から本気で目指すのであれば、卒業生は重要だと言われ、最初新しくできたESP福岡校にしようと考えていましたが、お父さんに本気でやるなら東京の方がいいと背中を押されてESP東京校にしました。

ー本校のオープンキャンパスに参加したことはありますか。その時に良かったと思うことを教えてください。

印象深かったのが、「どう思う?」「こんな時にどうする?」というように自分の意見を聞いてくれる感じやその質問に答えやすい空気感をつくってくれたことです。
参加前は東京のことも知らないし、学校のことも知らないし、何もわからなくて全てが不安でしたが、参加後は自分のやりたいように音楽ができて楽しみな反面、自分でやっていかないといけないなという思いになりました。
先生ありきじゃなくて自分ありきの授業だから、先生に頼るんじゃなくて自分でどれだけ進めていくかが重要だと感じました。

ー学園生活で楽しいと思う瞬間や達成感を感じた瞬間はどんな時ですか。

コース内ライブでは誰かに見せるための楽曲をパフォーマンス込みでつくっていくので、何回も練習を重ねたあとに人前で発表して感想をもらった時にやり切った感じがあって楽しいです。楽曲制作は一か月前に準備することもあれば、それ以上かけてつくることもあります。自分はフィーリングを大事にしていることもあってあんまり期間をかけずつくってます。
選択授業の「アンサンブル」は他コースと混ざって行う授業で、カバー曲をバンドのみんなで練習をして発表します。それまでは交流がなかった人とバンドを組んでうまく成功させることができてすごいなと思いました。
ひとりでやっている時も楽しいですが、アンサンブルの時は一丸となることができて、また違った楽しい気持ちで音楽の楽しさに改めて気づきました。
また、別の選択授業では、自分がやったことのない楽器に触れられ、いちから教えてもらえるものもあるので楽しいです。やったことのない楽器の授業を取ることで、楽器ごとに注意すべき点などを教えてくれるので、自分の楽曲制作にいかせることがあるので勉強になります。

ー好きな授業はどんな授業ですか。

【楽曲創作】と【セルフプロデュース】が好きです。
【楽曲創作】は自分のつくりたい楽曲を制作する授業で、ひたすら作業します。テーマとかが決まってない人は先生から提示されることもあります。できたら先生にアドバイスをもらい修正をして、完成させて次の楽曲制作をするという感じです。
【セルフプロデュース】はコードの効果などのワンポイントアドバイスがあってから楽曲制作をするという授業です。
自分はよく先生にキャッチー曲をつくって褒められることがあるので、自分の歌声や個性に合わせて難しく考えず、キャッチーで自分の思ったことや伝えたいことを歌詞やメロディーにしてます。弾き語りをやる際に大きく表現できるように強弱をつけたり、アレンジを加えたりしています。
楽曲制作よりも歌詞を書く方が好きなので、歌詞に重きを置いています。歌詞を書いているときにメロディーが浮かんでくるので、それに合わせてコードをつけるスタイルです。

ー授業で大変なことや失敗したことはありますか。

発表会やコンテストやオーディションなど期限内に楽曲制作をして提出することです。今まで期限内に楽曲を制作するという習慣がなかったので大変ですね。
ほかにも、DAWやキーボードなどで楽曲を制作することも私にとっては大変なことです。今まであまり取り組んだことがないものだったので。
ギターは中学生のころから趣味程度でお父さんに教わり、本格的に始めたのは高校2年生です。楽曲制作も同じ頃から始めました。
DAWはかなり詳しい同級生が隣に座っていたんで、やり方や効果など聞きながら楽曲制作をしていました。DAWやキーボードも内容はそんなに難しくないので初心者でも安心してできると思います。

ーどんなアルバイトをしていますか。

卒業した後は自分でいろいろとお金のやりくりをしないといけないので、貯金をしようと思って2年生の夏休み明けから始めました。接客業で、相手のことを考えて行動するうちに礼儀作法を改めるようになりました。

ー高田馬場もしくは東京の好きな場所はどこですか。

東京で好きな場所は、下北沢とお茶の水です。高校3年の時に周りにオシャレで流行りものが好きな人が多くて、オシャレするようになったら古着にハマったので、東京に来た時にすぐに下北沢に行きました。高円寺にもよく行きます。
下北沢のスリフト東京はおすすめです。店員さんがめっちゃ優しくて、フレンドリーなので親しみやすいですし、自分がアーティスト活動をしていることを話したらお店の宣伝をしてほしいと自分のSNSで服の紹介をしたりするようになりました。
お茶の水はバンドメンバーとよく行く場所で、スタジオ練習のあとにみんなで買い物をしています。ほかのメンバーの買い物を見ているのも楽しいですね。楽器店がたくさんあって歩くだけでもとても楽しいです。

ー影響を受けたアーティストや芸能人はいますか。

お父さんからYUIさんをお勧めされて、自分でもギターで弾きたいと思うきっかけになりました。その時までは曲を自分自身でつくるという概念がなくて、誰かがつくった曲を歌手の人が歌っていると思ってたんですが、「この人は自分でつくってるんだよ」とお父さんに教えられて、自分でもつくりたいと思うようになりました。あこがれというか、こうなってみたいと思う人がYUIさんです。 サカナクションさんは病気で寝込んでいるときによく聞いていて、歌詞やメロディー、リズムが好きで気分が乗らない時はダンスミュージックを聞いて気分をあげていました。音楽ってすごいなと思うきっかけでしたね。サカナクションの山口さんは音にめちゃくちゃこだわる人でライブもすごくて音楽にかける思いがすごくかっこいいと思いました。

ーどんな高校生でしたか。

学校ではいつも一緒にいる友達とはよくおしゃべりしてましたが、物静かなタイプだったと思います。
バレーボールは小2からお母さんの影響で始めました。その頃はピアノかバレーかで悩んでいましたが、お母さんとしてはピアノは全然わからないし、お金がかかるからピアノをやってほしくなかったようです(笑)。バレーの見学に行った時にかっこいいと思って習い始めました。高校ではその流れでバレー部に入りました。
高校2年生になってからギターを始めて曲制作に取り組み始めました。ダイエットも始めて、痩せる筋トレとダンスをやっていましたね(笑)。

ー将来の目標や夢は何ですか。

将来は悲しんでいる人や苦しんでいる人を1人でも多く救えるシンガーソングライターになることです。そして、今まで支えてくれた家族や友達に音楽で恩返しをすることです。
それに、タモリさんがいるMステに出たいです!あとは地元のiichikoグランシアターでライブをやりたいです!
夢へと一歩でも近づくために今はTikTokでライブ配信をやっていて、悩み相談を受けたりするんですが、それも一人でも多く悩んでいる人を助けられていると思ってやっています。曲づくりはもちろん、話すことでも救えることもあるんじゃないかと思って。


今回インタビューを受けていただいた方(2021年取材時)

音楽アーティスト科 シンガーソングライターコース 2年生 倉橋 華那さん


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