6月中旬、ギタークラフト科は在校生を募って長野県のギター工場見学に行ってまいりました。
長野県は、木工産業が盛んなことに加えて気候が良いこともあり、ギターの製造数が日本一多い県として楽器業界で知られています。
ツアー1日目!
まずは、株式会社ダイナ楽器様を訪問させていただきました。
工場内には初めて見る大きな機械もあり、規模の大きさを感じる内容でした。
ギター製造のようすを見学しながら、加工途中のものを触らせていただいたり、学生たちは顔を寄せてじっくり眺めていました。
続いては、株式会社ディバイザー様を訪問。
併設されているギターショールームにはたくさんのギターが展示されており、その場で実際に試奏させていただいたり、工場で働く先輩方からお話を聞かせていただくことができました。
初日は松本市のホテルに宿泊。
国宝松本城を観光したり、付近の楽器店に行ったりと、各々、長野の旅を満喫していました。
ツアー2日目!
株式会社フジゲン様を訪問しました。
フジゲン様では、ギターに使用される木材のサンプルや過去のショーモデルなど、普段は目にすることができないものを見せていただきました。
ツアー最後の訪問は、後藤ガット有限会社様。
これまで見学させていただいた工場とは異なり、数多くのギターパーツを製造している会社です。
普段ギター製作の授業で使用しているパーツが作られていくようすや、新製品を紹介していただきました。
この2日間を通して、学生からは「初めて知ることがたくさんあって、とても勉強になった。」
「学校では見ることのできない機械や、作り方を実際に見ることができて良かった。」という感想がありました。
今後のギター製作や就職活動にいかすことのできる、いい刺激になったようです。
ご協力いただいた企業のみなさま、とても貴重な体験をありがとうございました!