アーティスト・エンタメ業界のトップランナーからのメッセージ

業界インタビュー

フレデリック

三原健司

#Vo.&Gt.

Kenji Mihara

赤頭隆児

#Gt

Ryuji Akagashira

フレデリック
三原健司(Vo.&Gt.)赤頭隆児(Gt.)

神戸にて結成された三原健司(Vo./Gt.)、三原康司(Ba.)の双子の兄弟と、赤頭隆児(Gt.)、高橋武(Dr.)で編成される4人組バンド。 独特なユーモア性、そして幅広い音楽的背景から生みだされる繰り返されるリズムと歌詞は中毒性が高く、”忘れさせてくれない楽曲群”と話題に。 神戸ワールド記念ホール、横浜アリーナ、日本武道館公演を経て、2022年6月には国立代々木競技場第一体育館にて自身最大規模、4度目のアリーナ公演を開催。 どのシーンにも属さない「オンリーワン」の楽曲で、変化に挑み進化を重ねる。

ESP学園の思い出

さまざまなジャンルの音楽と出会い、
仲間たちと刺激し合えた2年間

健司:専門学校では基礎を学び、業界に入るために大事な事を教わりました。けど同じ夢に向かう仲間が沢山いた事が全てですね。
ひとりで夢を目指すより遥かに高いモチベーションで歌に向き合えた大切な時間でした。
隆児:専門学校に入ってから海外の音楽とかそれまで聴いてこなかったジャンルの音楽と出会って、好きになって、2年生になって学生生活の最後のギターコースのメインイベント、ギタリストコンテストであの名曲、Larry CarltonのRoom335を演奏して見事予選落ち(笑)

エンタメ業界に
求められる人物像など

変わらない実直さと変われる柔軟な思考
どちらも大切だと思う

健司:ひとつの夢を掲げ具体化する行動力、その夢に人を巻き込む力、やり続ける継続力は必要だと思います。 自分は10代の頃は一生誇れる、自分の人生を捧げる「何か」に出会う事が夢でした。 フレデリックに出会ってその夢が叶い、20代はそのバンド音楽で人に認められることが夢でメジャーデビュー、1万人のアリーナワンマンを叶えました。 そして30代になった今もまだ新しい夢に向けて活動を続けています。 これはアーティスト、スタッフに限らず全ての職種において大事にしてもらいたい事だと思います。
隆児:自分もそうでありたいと思いますが、いろいろ変わっていくことが多いので、物事を柔軟に考えられるようにありたいなと思います。 なんでもOK!ってわけではないけど、一回考えてみるのは大事な気がしてます。考えすぎるとわからなくなるんで適当に。

これから業界を
目指す方へのエール

好きや楽しいは大切。夢叶えてください!

健司:正直、プロの現場で活動をしていると音楽の専門学校を卒業する人より一般の大学を出た人の方がデビューが早かったり売れる現実はあります。 それくらい知識や基礎が必要な業界ではない。という側面もある。 けど、10年以上続いていくと勢いだけではどうしようもなくなる。 様々なものが削ぎ落とされ最終的に残るのは自分がこれまでに積み上げた基礎や経験になります。 そこを蓄える為に専門学校に通って色んな経験をしてもらいたいです。 俺自身かなり恩恵を受けています。
以上、現場からのリアルな声でした。一緒に夢叶えような!
隆児:才能とか向き不向きとかを人に言われたり自分で思ったり自信なくなったりってことに対しては、好きとか楽しいって思えたらなんとかなるような気がします。長い人生で2、3年本気でチャレンジして失敗しても、多分誰かがなんとかしてくれます。知らんけど(笑)