アーティスト・エンタメ業界のトップランナーからのメッセージ

業界インタビュー

白土 雅教

Masanori Shirato

株式会社ヤマハミュージック
マニファクチュアリング

ヤマハ(株)の100%子会社。ヤマハのピアノや管楽器、弦打楽器、電子楽器、音響機器などを幅広く生産し、世界中のお客さまに、人が人らしく生きていくために必要な"人間必需品"の数々を届けている。

自身の高校時代について

特別なことはなくても、毎日が楽しかった

いろいろな地域から入学するわけですからいろんな人がいます。なので入学時なんかは特に毎日新しいことの発見ですごく楽しかったです。高校の3年間の中で部活動にも所属せず、特別何かをしてたわけでもないんです。でも毎日「今を楽しく生きる」っていう生活で仲間たちと過ごした高校生活は毎日が楽しかった記憶しかありません。振り返ってあれこれしとけば良かったなんて思ったこともありましたが、高校生活は一度きりですから思ったままに楽しめばいいと思いますよ。

エンタメ業界に求められる人物像など

失敗を恐れず、チャレンジしよう

それは1つ、チャレンジ精神です。私は目の前にチャンスがあるのならたくさんチャレンジをし、たくさん失敗をすることで成長すると思っています。16年目になりましたが、沢山のピアノを目の前にしてきたからこそいろんな場面に対応出来る力がつきましたし、沢山の失敗をしてきたからこそ、○○しなければリスク回避できるといったことを、後輩たちにも的確にアドバイスできるようになりました。いろんな経験をしていなければただの「作業員」にすぎません。またこれから歳を重ね「職人」と呼ばれるに相応しい存在になるためにも、私はチャレンジし続けたいです。

これから業界を
目指す方へのエール

毎日を大事にしてると最高の瞬間に出会える

何事においても「毎日の積み重ね」を大事にしてほしいなと思います。その時々で今が一番最高だと思って調整していますが、振り返れば全然。今もまだ伸びしろがあると思っています。なので毎日がワクワクなんですよ。こうして努力を重ねた先には「あのピアノの音すごく良かったよ」といった最高の言葉を頂けること。努力してきて良かったと思える瞬間でもあり、また頑張ろうと思えるのです。
こうやって沢山努力できるのは私の場合は「ピアノが好き」だからなのでしょう。まずはピアノに興味あるからでも構わないです。一緒に業界を盛り上げていきましょう!