COLORS2012

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COLORS 2007開催日 6月29日(金)・30日(土) 開催場所 新木場STUDIO COAST

2007年6月29日・30日の2日間に渡り、ESP学園presents『COLORS2007』が開催された。今年で5回目となるこのイベントは年々スケールを増し、今年は新木場STUDIO COASTで初の2Daysが実現した。

1日目の出演者はCOLOR(現DEEP)、BLOSSOM、J-BLAST。この日は平日にもかかわらず会場は人で埋め尽くされていた。会場が活気で満ちあふれる中、1日目がスタートした。J-BLASTは男女6人編成によるキッズ・ダンスユニット。幼いながらも大人顔負けのダンスに、会場は驚きを隠せないでいた。小さな体全体を目一杯使って繰り出される軽快でダイナミックなアクションにみとれてしまった。BLOSSOMは、専門学校ESPミュージカルアカデミーと専門学校ESPパフォーマンスビレッジ在校生によるダンス・ユニット。格好良く美しく、次々に繰り広げられるダンスが会場を魅惑の世界につつんだ。日々の熱心なトレーニングの成果がにじみ出た、息のあったコンビネーションをみせてくれた。続いて登場したのは、日本を代表するボーカル・グループCOLOR(現DEEP) 。グループの名前が呼ばれた瞬間、会場のボルテージは最高潮に。新曲3曲を披露し、実力も人気もかね揃えた貫禄のステージであった。大盛況のうちに1日目は終了した。

2日目の出演者はPlastic Tree、しゃるろっと、detroit7、つばき、SuG、麒麟、GOOD ON THE REELの7組。この日は1日目を上回る勢いの人で溢れ、会場はライブがスタートする前から、熱気の渦にまきこまれていた。この日は、ファッション誌でモデルとして活躍する傍ら、ドラマへの出演でも話題の加藤夏希がMCとして登場し、熱気溢れる2日目がスタートした。2日目のトップバッターは、2006年3月に結成され、東京を中心に活動をする5人組ロック・バンドGOOD ON THE REEL。普段の都内のライブハウスを拠点にライブをする彼らにとっては、かなり広いステージであったが、そんなことはまったく感じさせず、見事にオープニングを飾った。2組目は、タイトなスーツでキメ、スタイリッシュでありながら、骨太なロックを鳴らす麒麟。その激しいサウンドの中に哀愁漂う独特な空気に会場全体が包まれ、ステージのメンバーに引き寄せられるように客席が盛り上がった。続いて登場したのは、ヘヴィー・ポジティブロックを掲げて活動するSuG。華やかで熱いステージに観客もさらに盛り上がりを見せる。そして次にステージに立ったのはつばき。前半はアップテンポな曲を中心として、迫力のある演奏が続いたが、最後の「冬の話」ではボーカル一色の美しくも切ない声が響き渡り、会場は聞き入っていた。続いてdetroit7。ボーカル・ギターの菜花の凄まじいギター・テクニックと体に響いてくる低く力強い歌声に会場全体が息をのんだ。そしてしゃるろっとが登場。しゃるろっとがステージに出てきた瞬間、会場の空気が変わった。会場はそのライブ・パフォーマンスで熱狂の渦につつまれ、激しくも楽しいライブにおおいに沸き立った。最後はPlastic Tree。COLORS2007の大トリにふさわしく、貫禄のあるライブだった。今年で10周年という彼らの輝かしい姿を目にした。そしてCOLORS2007の幕は閉じた。
  ジャンルの枠に捕われず「音楽」を楽しんだ2日間。ここまで違うジャンルの音楽を一同に楽しめるイベントは、そうそうないだろう。会場では様々な観客が自分の好きな音楽を楽しみ、そして新たな音楽と出会う。COLORS2007はそんな音楽の架け橋となったイベントだと思う。そして「音楽」の素晴らしさを感じた2日間であった。このイベントをきっかけに、新たな音楽の扉を開いた人が1人でもいたら嬉しく思う。また来年、更に成長した『COLORS』に出会うことだろう。

メインステージ ( 1日目) COLOR/BLOSSOM/J-BLAST
メインステージ ( 2日目) Plastic Tree/しゃるろっと/detroit7/つばき/SuG/麒麟/GOOD ON THE REEL
サブステージ rips19a(ESPエンタテインメント学生)/おかもとひろみ(ESPミュージカルアカデミー学生)/安田竜馬(ESPミュージカルアカデミー学生)/鴫原礼華(ESPミュージカルアカデミー学生)
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