COLORS2012

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COLORS 2006開催日 11月25日(土) 開催場所 横浜BLITZ

開校20周年を迎えた専門学校ESPミュージカルアカデミー主催のライブ・イベント『COLORS 2006』。在校生・卒業生が一丸となって作られるこのイベントも今年で4回目になる。
  豪華な出演アーティストと、在校生のパフォーマンス。充実した内容が繰り広げられていく。まず登場したのは、デビュー5周年を迎え、圧倒的なグルーヴと楽曲に定評のあるキンモクセイ。爽やかな声と甘い演奏が会場をいっぱいにした。“さよならの表情”では、明るい曲調の中に切ない恋心が夕日と共に浮かぶ。ESP学園卒業から10年がたった彼等の熱い演奏には、一瞬一瞬にロマンティックさが詰め込まれていた。
  スタイリッシュ・ロックを掲げる4ピース・バンド麒麟は、突き刺す音としっかりとしたビートで独特なアバンギャルドさを見せつけた。リリースされたばかりのクールなラブ・ソング“シェルディ”はボーカル上村のセクシーな歌声に思わずドキッとしてしまうほど。デビューして間もない今、最も注目すべきバンド、RAVEのステージは、メンバー全員が生き生きとしていて、希望に満ち溢れた曲ばかりだった。純粋で真っ直ぐな歌詞と情熱を持った歌声は大きく響き渡り、多くの観客に共感を与えた。
  今回のスペシャル・ゲスト土屋アンナが登場すると場内を大きな歓声が包んだ。スタイル、衣装、ラウドなサウンド、ボーイッシュな声は、圧巻の一言で、ステージを見る間にアンナ色に染め上げた。爽快に駆け抜けていくような“True Colors”に、アニメ版『NANA』で人気を博した、迫力あるロック・ナンバー“rose”。全ての曲が見る者の身体を揺さぶり、心を打ち抜いていく。シンガー・土屋アンナを知る人も知らない人も、旋律を我が者として操る彼女の姿に真骨頂を見たに違いない。
  瞬く間に過ぎていった時間の中で、全ての夢を見る人に勇気とエネルギーを与えてくれるイベントだった。

メインステージ 土屋アンナ/キンモクセイ/麒麟/RAVE
サブステージ 松永 新那(ESPミュージカルアカデミー学生)/大山 藍(ESPエンタテインメント学生)
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