ギター・ベース メンテナンス&クラフト講座 シっとけ!ヤっとけ!
みなさんのギターやベースの調子はどうですか?自分はともかく楽器の調子は、なかなかわかりづらいかもしれませんね。今回はネックの反り、そのチェックの仕方と直し方について解説しましょう!
『最近弦高が高いな~』とか『音がビリつくな~』なんて思っていませんか?
これらの症状の原因は、空気が乾燥することでネックの水分が抜けてしまい、ネックが順反ってしまっていることが大半です。
~チェックの仕方は!?~
『自宅で簡単にチェックする方法』を手順に沿って説明します。
1. チューニングをする(いつも自分が弾く時のチューニングで)
2. ネックの中央付近の弦(ギターなら3・4弦、ベースなら2・3弦)の1フレットと最終フレットを押さえる
3. ネックの真ん中辺りの7~8フレットと弦の隙間を見る
4. ここに紙一枚くらいの隙間があれば問題なし
~直し方は?~
ネックの反りを直すのが『トラスロッド』というものです。これはフェンダー系ならネックエンドに、ギブソン系ならヘッドの付け根辺りにあるナットを回して調整します。
順反り(隙間がたくさん開いていた)の場合はこのナットを時計回りに、逆反り(隙間がまったく無かった)の場合はこれと逆に回します。
一度にまわす量は45度くらいで一度確認をしましょう。それでも足りないようならもう少しまわして調整します。もし、硬くて回らない場合、無理は禁物です。最悪トラスロッドが折れてしまうようなこともあります。
今回はどうでしたか?ネックがまっすぐになるとぜんぜん弾き心地が変わりますよ。
ぜひ『自宅で簡単にチェックする方法』をお試しください!
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