ギター・ベース メンテナンス&クラフト講座 シっとけ!ヤっとけ!
『ギター業界』のその仕組みについて知識を深めよう!
『何となく知っているけど、詳しくは知らないなぁ?』
『ある程度は知ってるよ!』
そんな君達にESPミュージカルアカデミーのギタークラフト科が一肌脱ぎましょう!
ギター業界と言っても色々な業種があるので一口には言えませんが、簡単に説明をすると以下に分けられます。
○製造(工場・工房)
…実際にギターが作られる工場や工房などがそれに当たります。工場の規模的には10~60人位と大小様々です。大半はメーカーからの依頼で作りますが、なかには自社ブランドを持つ工場もあります。
○メーカー(流通・卸)
…楽器業界の中心的な役割をしています。市場調査をして新製品の開発をしたり、海外からギターを輸入している所もあります。工場と楽器店の橋渡し的な存在です。
○販売(楽器店)
…皆さんにとって一番身近な楽器業界だと思います。楽器の流通経路のアンカーといえます。お店の形態も様々で、全国チェーン店から個人経営店まであり、色々な楽器の知識を必要とすることもあります。
○ローディー・テクニシャン
…アーティストの楽器や演奏面をサポートをする仕事です。アーティストの楽器を預かりメンテナンスをしたり、アンプやエフェクターの音作りをします。ギター以外の楽器やステージ周りのこともやります。
○リペア(修理)
…一般的にリペア品は流通経路を逆に流れます。楽器店でリペアをしたり、楽器店で直せないものはメーカーに戻してリペアをしています。リペアを専門で扱う工房もあります。
どうでしたか?大まかなギター業界の仕組みは分かりましたか?
このような話はギタークラフト科の授業でも細かく話しています。就職活動の際は一人一人に合わせて細かい対応しています。
次回のお題目は『ギターのメンテナンス(調整)ってどうやるの?!』です。楽しみにお待ちください。
★先生に直接教えてもらいたいなら