さて、番組が終わった後、外人ミュージシャンチームはホテルに戻り、PATA+HEATH+スタッフチームは、行きつけの餃子屋に繰り出すことになった。ここの餃子は小さくてパリパリしてて、お菓子感覚でいくらでも食べられちゃうというスグレモノなのである。とりあえずビールで乾杯して、みんなで黙々と餃子を食べていると、窓の外に妖しげな影が見える。 窓ガラスにベタッと張り付くようにして、中の様子を見ているその妖しい人物は……赤い髪の王子とあがめられる一方で、アカオニくんとも呼ばれて人々に恐れられているHIDEポンではないか。
と元気良く言いながら、彼は店の中に入ってきた。この頃はちょうどレコーディングの大詰めで超忙しのはずだったのに、・餃子の誘惑・にかられてフラフラとやってきてしまったらしい(笑)。マニュピレーターの稲ぴょんや、スタッフのうひょひょん、エンジニアのリッチーも一緒である。 そこでみんな一緒になって、ワイワイと飲み始めた。HEATHは早くも日本酒を、ガンガン飲んでいる。HIDEはリッチーに、一生懸命餃子の説明をしている。なんでも
と、思っていたのだそうだ。「おいしい、おいしい」と言いながら餃子を食べていたリッチーだったが、時々席をたっては店の外へ出ていく。
と思ったら、実は今まであまりにも忙しすぎて洗濯をする暇がなかったので、隣のコインランドリーで洗濯をしているのだそうだ。深夜に餃子を食べながら洗濯をするエンジニアは、世界中を見回してもなかなか他には見つからないだろうね(笑)。 さて、餃子を食べ終わった一行は、そのまま行きつけの居酒屋へ。相変わらずハイペースで日本酒を飲んでいるHEATHの横で、HIDEも日本酒を飲み始めた。しかし、普段は酒の権化のように語られているPATAが、この日はいつも以上にマイペースである。そして、
といって、先に帰ってしまった。しかし、いつもだったら絶対に引き止めるHIDEも、この日ばかりは
と暖かくPATAを見送っていた。ひとりで居酒屋から帰っていくPATAの背中には、メンバーの中で最年少のバンマスとしての責任感が、そこはかとなく漂っていたのだった。 |