しばらく、ミーティング・ルームでいろいろな話題に華を咲かせたあと、やっぱりこれからどこかに繰り出そうということになった。ま、このメンツが集まって、そのまま静かに別れるなんてことは、絶対にあるわけないからね(笑)。そこで、コーディネーターの人が教えてくれた老舗のバーに、場所を移すことになった。この時の移動がまた、すごかった。なにしろ車の数が、約十台!それが、先頭のYOSHIKIの車の後ろを、列をなして走っていくのだから、壮観だ。さすがにこの時は先月号のようなカーチェイスはなかったけど、全員がはぐれないようにパーキング・ランプを点滅させながら、右側の車線をゆっくりと走っていく車の群には、道を走っていた他のドライバーもびっくりしていたようだったよ(笑)。 しかし、、お目当てのバーに着くと、問題が勃発した。まず、車が多すぎて、駐車場に入りきらない。しかも、お店がわりと混んでいて、これだけの人数は入れなさそうなのだ。そこで、店の前の路上で緊急ミーティング。でも、なんだかこのメンバーが顔を突き合わせて相談している姿は、まるでエクスタシー・サミットのワンシーンのようだった。その結果、このページにもよく登場するハリウッド郊外の日本料理屋に行こうということになった。この時間にこれだけの人数が入れるお店が、なかなか思いつかなかったからだ。しかし、その話をずっと聞いていたYOSHIKIは、
という。いつものことだけど、この頃のYOSHIKIは超多忙で、明日も早くから仕事があるのだという。 「え〜、帰っちゃうの」 とみんなに惜しまれながらも、YOSHIKIはちょっと寂しそうな笑顔を残して、その場を去っていった。 だが、みんなが再び車に乗って移動しようとした時、お店から大人数の団体がドヤドヤと出てきた。結局、その人達のテーブルが空いたので、わたしたちはその店に入れることになったのだ。 「YOSHIKI、もうちょっといれば、一緒に飲めたのにね」 とみんな残念そうだったが、とりあえず、気を取り直して飲み始めた。その店は世界中のビールを集めてあるのが売りの店で、メニューにはずら〜っと聞いたことないようなビールの名前が並んでいる。
とHIDEはアルコール度数40度のビールとかアルゼンチンやエジプトなどの珍しいビールをオーダーしまくっている。そして、みんなで味比べなどをしていると、スタッフの携帯電話が鳴った。なんと、その電話の相手は、帰ったはずのYOSHIKIだったのである! なんでも帰る途中でやっぱりもっとみんなと話がしたくなり、急遽、例の日本料理店に行き先を変更したという。ところが、着いてみるとそのお店は定休日。そこで、店の前で待っていたのだが誰も来ないので、携帯電話に電話をかけてきたということらしい。
とHIDEが言うと、YOSHIKIはすぐに車に乗ってそのお店にやってきた。それにしても、一度は仕事のことを考えて帰ろうとしたのに、また戻ってくるなんて、いかにもエクスタシーの親分、YOSHIKIらしいよね。それからまたYOSHIKIを交えて、時には真面目な話真剣にをしたり時には大騒ぎをしながら、一行は店が閉店するまでワイワイと楽しく飲んだのだった。 |