翌朝。本館にあった女部屋は全館暖房だったためとても暖かかったが、男部屋は離れだったのですごく寒かったそうだ。なにしろ、20畳くらいの広さのところに、小さなストーブが一台しかない。そのため、部屋の中なのに、息が白くなってしまうのだ。あまりの寒さに、みんな目が覚めてしまい、全員でコタツに足を入れて震えていたそうだ。

 そこへ、布団を上げるために仲居さんがやって来た。

UME 「お姉さん、この部屋、寒いっすよ〜」
「じゃあ、温泉に入って、暖まってくればいいのに」
UME 「いや、温泉に入っても、この部屋に戻ってくると、すぐに冷えちゃうんです」
「じゃあ、温泉を背負ってくれば、おほほほほ・・・・・・」

  この仲居さんの大胆発言には、さすがのUMEも二の句がつなげなかったそうだ。でも、そんな寒さにもめげず、無事、一行は東京に戻って来れた。相変わらず、夜はあんまり眠れなかったが、とても一晩とは思えないほど色々なことがあって面白かった。しかも、今回の旅行では、ひとつの大きな教訓を得ることができた。

それは、・たとえ温泉旅行といえども、行く前には、ちゃんとしたお風呂があるかどうか確かめよう・ということである(笑)。

次回は来年1月1日(元旦)の更新予定です。お楽しみに!

イラスト・ひーchan 

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