R&R DIARY

 

「Never ending dream」写真イラスト解説④

「Never ending dream」の写真イラスト解説も、残念ながら、今回が最終回。短かったですねー。この本には、画像が4点しか使われていないので、お許しくださいませ。

 
さて、最終回のこのイラストは、本の最後のPROFILE + SPECIAL THANKSのページに使われています。これも、②で紹介したイラストと同じ時に同じスタジオで、hideちゃんがわたしの取材用ノートに落書きしたもの。
 
実は、hideちゃん、この時にわたしの似顔絵を何枚も描いてくれてたの。この本に載っている②はまだいい方で、もっとすさまじー描写の似顔絵が2−3枚ありました(わたしは「どれを使ってもいいよ」っていったんだけど、編集者さんが気をつかって②を選んだのかもしれない)。あまりにもひどい似顔絵ばかりだったので、hideちゃんに「もう少し可愛く描けないのかい」って文句をいったら、「俺は天才だから、どんな風にだって描ける」とかなんとかいいながら、テーブルの上にあったお菓子にプリントしてあったペコちゃんを参考に、ヘアスタイルを大島風にして描いて、「どうだっ」ってドヤ顔で見せてくれたのがこのイラストです。
 
それからも、「可愛く描けっていわれても、実際が違うんだから想像力を働かせなくちゃ描けない」とかなんとかブツブツいいながら、何枚か可愛いバージョンの似顔絵を描いてくれたんだけど、どこかに絶対突っ込みどころがあって、本には載せられない感じだったんだよね。
 
こんな風に裏話を書いていると、「Seth et Holth」の音源制作スタジオはとってものどかだったように思われるかもしれないけど、実際に音入れしている時は真剣そのもの。hideちゃんは別人のような表情で、作業に没頭してました。それは、あの作品を見た人だったら、きっとわかると思います。
 
Twitterでやったリプ祭りには、たくさんの方が感想を送ってくれて、とても幸せでした。これからも引き続き、hideちゃんのヒストリーがいろいろな方に伝わるように、頑張っていきます!
 
 

2019-01-06