2014 3.7 FRI. NAMBA HATCH ESP ROCK MUSICAL VIII ROCKDOM! イベントアフターレポート

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CAST&STAFFからのコメント

パフォーマンス科ヴォーカルパフォーマンスコース

浦上 奎人(エリック役)

2年生のときロックミュージカルに出ようと決めるまで正直とても時間がかかりました。ライブ活動や歌の練習などやりたいこともあり学校生活が残り1年間しかないのに半年間ロックミュージカルに関わるという『時間』の問題に悩まされたりもしました。でも、これから長い目で見たときに確実に自分のためになるということはわかっていたのでやってみようと決めました。
稽古の中で自分が苦労したのは長いセリフを覚えていくことも大変でしたが一番苦労したのはセリフを話している時や歌を唄っている時、ダンスを踊っている間も幕が降りるまではその役、『エリック』として生きていないといけない、ということでした。それが一番難しかったです。なんばHatchという大きな舞台に主役という大役として立ち、無事成功して終えることができたので本当にやってよかったと思います。これしかありません。後悔もなにもないです。 興味がある後輩のみなさんには一歩踏み出してみてほしいなと思います。

声優科声優コース

浅井 啓介(ヘミング役)

今回、ロックミュージカルにヘミングと言う役で出演させて頂きました。この役をやった感想と聞かれると、もう難しかったの一言につきますね(笑) 何処って言われると全部って言いたくなるんですけど、やっぱりヘミングはビリーと並んで見せ場がほぼ演技一本で、こう何て言ったら良いかわからないんですけど純粋に演技勝負だった所ですかね。他の人は演技に加えて歌とかダンスも頑張ってるんだから、演技を集中してできる自分は演技を人一倍頑張らないと・・・、みたいな心境が当たり前ですけどずっとついてまわって演技でトチる度にふっと頭をよぎってました。
でも、実際終わってみるとそれだけ悩んだりした分本番物凄く楽しかったですし、役者としてこんなにおいしいキャラをやらせてもらった事が幸せだよなぁと切実に思います。ちなみに、演技で一番苦労したのは正体がバレた後の怒濤の笑う所です。理由は恥ずかしながら、極端に笑う演技が苦手だったもので・・・。
なので公演が終わった後に、授業を持って頂いている先生に"笑ってたね"と言ってもらえた時は凄く嬉しかったです。ロックメンバーの皆には沢山助けて貰ったり、色々迷惑をかけたんじゃないかな?と思うんですけど、本当に楽しい時間を過ごさせて貰いました!沢山面白かった・楽しかったエピソードや大変だった事とかあるんですけど、とてもじゃないけど語りきれないです(笑) ロックミュージカルに参加することができて、本当に良かったです。ありがとうございました!

ミュージシャン科ヴォーカルコース

栗原 窓香(ランゴ役)

0から始まったROCKDOM。皆で創り上げた約半年間という時間は長かったようで本当に本当にあっという間でした。皆それぞれが決して思うように真っ直ぐ進んでこれた訳ではなかったと思います。でもどんな時だって皆の思いや声は飛び交ってました。演技やダンスや歌唱、できないことをできるようにするのは本当に簡単なことではなかったです。でも皆と合わせるのが楽しみで頑張ろうって思えたし、周りの頑張る姿を見て、刺激をたくさんもらいました。バンドメンバー、演技.ダンス.歌唱を指導して下さる先生方、小道具を作って下さる方々、照明や音響の方々やスタッフの方々、色んな場所から支えて下さった方々、これだけたくさんの人達の思いがつまった舞台に出られて本当に幸せです。
何ひとつ欠けても成り立たないロックミュージカルだったんだなぁと思います。ひとつのものを大勢で創り上げることの難しさと楽しさをすごくすごく感じました。話し合ってぶつかって悩んだりもいっぱいしたけど皆と他愛もない話してお腹抱える程笑ったあの時間も稽古場の空気感もたまらなくすきでした。本番皆と舞台の上から見た景色と達成感で胸がいっぱいになったあの気持ちは本当に宝物です。
ロックミュージカル 2014 大成功!

ミュージシャン科ヴォーカルコース

尾崎 梨子(バンド キーボード担当)

去年のロックミュージカルを客席で観てとても刺激を受け、来年は絶対出る!と決めていました。オーディションも無事受かり、私はバンドのキーボードで参加することになりました。全く話したことのないメンバーがいたり、一年生が1人だけいたりという状況で、楽しみな反面初めはとても不安もありました。音を出してもみんなバラバラでステージに立っているイメージが出来ませんでした。でも練習を重ねるたびにバンドとして形になっていき、メンバーと音を出すことが楽しくて仕方ありませんでした。レコーディングは苦労しました。仕上がってない状態でレコーディングというのが多くてみんな必死でした。
それから、いざキャストと合わせた時に歌とバンドがバラバラで本番近くに不安要素が増えたこともありました。そして迎えた本番。とにかく気持ち良くて楽しかったです!半年間の全てを出し切れてまさに集大成でした。ロックミュージカルは、演奏面だけでなく人間としても成長させてくれました。本当に参加できてよかったです。貴重な経験をありがとうございました。

ミュージシャン科ベースコース

藤井 誠人(バンド ギター担当)

自分はロックミュージカルをESPに入学した頃から知っていてその頃は出れたらいいな、という気持ちでした。2年になってオーディションを受け、それが受かった時はとても喜びました!それからバンドの練習が始まり、メンバーや先生方には初めは緊張もあり、これから大丈夫かな?という気持ちもありましたが、練習を重ねて行く内に演奏を合わせるのが楽しくなって行きました。またロックミュージカルの練習は学校の授業ではなかなか出来ないような、濃い内容まですることが出来ました。同じフレーズを何時間もバンドで練習したり、自分でフレーズを考えたりいろいろと勉強になりました。本番に近づくにつれてバンドもキャストも気が引き締まって行きリハーサルの時も本番を想定した立ち振る舞いや演奏、演技をして本番までの実感が出て来ました。
そして本番当日、最後のリハーサルを終え、本番までの待ち時間はメイクや出はけの確認で慌ただしくなり、自分は程よい緊張とワクワクで一杯でした。本番が始まり、ステージに立った時は楽しくて仕方がなかったです。経験したことのないお客さんの数や照明の数、大きなステージに興奮していました。本番は本当にびっくりするくらい時間が一瞬で過ぎて行きあっという間に終わりました。たくさんの拍手を貰いステージから降りた時も先生方からお疲れ様やいろいろな声を掛けて貰い半年間頑張って良かったなと本当に実感しました。このロックミュージカルでは技術や知識の他にたくさんの勉強になることがあり、経験が積めてこのミュージカルに出れて本当に良かったです。

ミュージシャン科ギターコース

真田 勇希(バンド ギター担当)

ロックミュージカルを通して、僕はすごく成長できたと思います。バンド練習の時には毎回、講師の方々がつきっきりで教えて下さるので、緊張もしましたが普段の学校の授業では教えてもらわないところまで教えていただいて、すごくためになりました。10曲ぐらいレコーディングもしたので、レコーディングの雰囲気や難しさも知ることができました。通し稽古でキャストの方々と合わせながら演奏するという事もとても難しいんだなというのがわかりました。そして本番はあのなんばハッチ。リハのときから気分は高まっていて、本番が楽しみで仕方がなかったです。裏方さんの仕事なども間近で見ることができたのですごく貴重な経験をしました。本番は満員のお客さんがいて、すごく楽しく演奏することができました。どの通し稽古よりも本番が1番うまくいったと思っています。
このロックミュージカルを通して、あらゆる面で成長できたと思いました。関わって下さった方々にはすごく感謝しています。在校生の方々は迷わずオーディションを受けて是非ロックミュージカルに出演してほしいなと思います。

イベント科照明コース

山口 星

ロックミュージカルに参加して物凄く自分のためになったと感じるイベントでした。お芝居やミュージカルが好きだったのでスタッフ募集がきた時は迷わずに行きました。学内での稽古の時からスタッフとして参加させてもらい出演者の練習を見てミュージカルを作り上げるのは大変なんだなと思いました。なんばHatchという大きなホールでピンスポットのオペレーターを担当できて、1年生のうちに貴重な経験ができました。照明機材も普段とは桁違いの数の機材をあつかえました。大きなイベントなのでプレッシャーも大きく不安だらけでしたが、やり終わった後は今まで感じたことのない達成感を得れました。
来年は2年になるので照明卓やムービングのオペレーターとしてチャレンジします。大変なことやプレッシャーもあったけど楽しく、達成感も得れたので参加できて良かったです。

イベント科ローディーコース

大石 敬

今回ロックミュージカルにローディーとしてバンドの練習から本番、レコーディングまで参加しました。バンド練習に何回か参加していくうちにメンバーともコミュニケーションが増えて行き、このイベントに対する思いが強くなってきて何とか自分も力になりたいと思うようになりました。自分の仕事は主にBASSのスイッチング対応、楽器の持ち替えとドラム関連を担当し、ローディーらしいことを出来てとても良かったです。
本番中は舞台の後ろでスタッフとして参加していましたが改めてすごく良いイベントやなーと感じました。練習回数が多かったり朝が早いなど大変なことも多く失敗もありましたが本当に参加できて良かったです。来年もまたチャレンジしたいと思いました。

イベント科PAコース

武内 流

今回はミュージカル内でのBGMや効果音の担当をさせていただきました。サンプラー等の機材を自分たちでセッティングして音を出すというものですが、他の現場では体験できなかったことが非常に多く、貴重な経験をさせてもらえました。効果音の編集の場に立ち会わせてもらったり、稽古に参加してキャストのみなさんの演技に合わせたり、演出面でもいろいろと指導をしてもらいながら、舞台に参加できている実感がありました。単に効果音を出すといっても、そのタイミング、音のレベル、音の内容、それらをどこから聴かせるか等々、考えなければならないことが多々あり、リハーサルなどでミスも重ねながら、その奥深さを痛感しました。
自分のミス一つで舞台を大きく変えてしまうというプレッシャーもある半面で自分の出した音と舞台上の演技がハマったときは他では味わえない爽快感や達成感がありました。そしてなにより、一つの舞台をつくり上げるのに、自分から見える範囲だけでも本当に数多くの人が関わっており、その全員が舞台の成功を目指しているということに感動を覚えました。見えない苦労も多々ありましたがとても達成感のある経験をさせてもらえました。ありがとうございました。

イベント科制作コース

長田 奈央

私はロックミュージカルの小道具制作を担当しました。普通のイベントスタッフではなかなか経験できない仕事だと思い、スタッフをしようと思ったのですが、思っていたより大変で、学校が終わってからすごい量の小道具を作らないといけないのでやめたいと思ったときもありました。でも、キャストさんが通し稽古で使っているのを見て頑張って良かったと思えました。何回も通し稽古をして、キャストさんがスムーズに進行できるようにお手伝いをしながら、本番当日を迎えました。
事故なく無事終えることができ、達成感を得られ、スタッフをして良かったなと思いました。それにキャストさんともイベントが終わってからも仲良くなれて良かったです。今回学んだことを活かし、また来年もスタッフしたいなと思いました。

ミュージシャン科シンガーソングライターコース

岩橋 佑太(ストンプ)

僕はストンプ担当としてこのロックミュージカルに参加しました。最初は自分のリズム感を鍛えるためにストンプ隊として参加したのですが、リズム感はもちろん音楽の楽しさを改めて学ばせていただいた日々でした。ストンプ隊が自分も含めほとんど初心者でスティックも持ったことがないメンバーばかりでスティックの持ち方から始まり、最初は8ビートや16ビートなどの基礎練習ばかりでしたが少しずつ上達していくのがわかりました。またメンバーも違う学科、コースの学生で普段あまり関わらない人たちとチームを組みコミュニケーションをとりながら一緒にフォーメーションを考えたり相談しあったりした日々は今でも忘れることが出来ません。
本番では緊張はしましたが皆と楽しみながら出来たと思います。またストンプ以外にも別の場面で出演させていただき演技にも参加することが出来ました。色々あり簡単ではなかったですがロックミュージカルのストンプ隊のリーダーとして参加できた事を誇りに思います。
ありがとうございました。

声優科 声優キャラソンコース

田中 綾奈(ファントムダンサー役)

私がロックミュージカルに参加しようと思ったきっかけは、大きな舞台を作り上げることをしたいと思ったからです。また、そのことを通して、消極的な自分を変えたいと思ったからです。配役が決まるまでのレッスンでは、様々な役を演じることができ、役の性格やその時の感情などを考え演技することは、考えることは多かったですがとても楽しかったです。演技の他にも、ダンスや歌唱などでも様々な表現の仕方を学びました。役が決まるまでの期間はすることがたくさんあり、あっという間に時間が過ぎていきました。そして、ダンサーという役をもらったときは、正直驚きました。体力には自信がなかったし、セリフのある役をしたかったので、嫌だと思いました。でも、誰にでも出来るわけではない役に選んでもらったので、頑張るしかないと思いました。ダンサーはセリフがないぶん動きや表情だけで感情やその場の空気を出さなくてはならず、振り付けを覚える以上に雰囲気を作ることが難しかったです。ダンサーとしてのレッスンが2ヶ月くらいしかなくて、本番に間に合うのか、ちゃんとやりきれるか不安だったり、思ったように踊れなくて悔しくて泣いてしまったりすることもあったけど、先生や友達に支えられて頑張れたと思います。
本番は、開演が近づくにつれ、すごく緊張しました。舞台袖では緊張しすぎて震えてしまったくらいです。緊張しすぎてあまりよく覚えていないのですが、いざ舞台上にでてみると、とても楽しくて、不思議と堂々としていられたように思います。見に来て下さった方々に「役の雰囲気が出ていてよかった」と言ってもらえたときは、とても嬉しかったし、やりきってよかったと思いました。ロックミュージカルでは、大きな舞台を作り上げることの大変さや、演じることの難しさなど、様々なことを学びました。とても充実していて、いい経験が出来た半年間だったと思います。

パフォーマンス科タレントパフォーマンスコース

小山 夏鈴(ファントムダンサー役)

練習は夏休み明け前頃から始まり、最初は基礎レッスンで歌やダンス、演技を学びました。 最初の頃は、クラスの友達以外仲良い友達がいなくて、皆と仲良くなれるか不安でした。でも、練習を重ねていくうちに、色々なコースの学生と仲良くなってきて、先輩達とも仲良くなり練習が楽しくなっていきました。 苦労したのは自分が出来なかった事を練習を重ね習得するまでかなり努力しました。また担当したファントムダンサーは、ダンスだけでなく、町人や軍人など何役もあり、衣装の早着替えが6回もあり大変でした。先輩はすごく優しくて、アドバイスもたくさんしてもらい、本当に大好きで頼れる先輩ばかりでした!
本番は、なんばHatchというとても大きな舞台に立たせていただきました。本番前では皆「頑張ろうね」って声掛け合ったり、先生達も含めて皆で円陣を組んでいざ本番へ!
たくさんのお客さんが見に来て下さって、緊張するだろうなと思っていましたが、不思議と舞台に立つと楽しくて緊張なんか吹き飛んでいました。エピローグで歌が流れている時、「もうこれで終わりなんだ」と思うと涙が溢れてきました。無事終わってカーテンコールで幕が閉じるまで礼をしている時、「来年もやりたいな」という思いが込み上げてきました。出入り口でお客さんを見送っている時もたくさんの人が「すごく良かったよ」「感動したよ」と嬉しい言葉をかけて下さって、皆で最高の舞台をお客さんに見せれて良かったと思いました!
ロックミュージカルに出演したことでたくさんの友達が出来たし、たくさんの先生達と関わる事も出来て、滅多に立てない舞台に立たせてもらう事も出来て、すごく思い出に残る経験をさせていただきました!

パフォーマンス科ヴォーカルパフォーマンスコース

吉本 聖馬(チャーリー役)

僕はロックミュージカルを通して表現者としての幅の広がりを感じました。演技の道に進みたい人は自分のスキルアップになるし、ボーカリスト志望の僕でも『何かを表現する』という点で、歌を学んでいるだけでは感じることができなかった部分に触れることができました。苦労したことは役作りです。
役に染まらないといけない、けど自分らしさも表現する。正解がない中で自分の中で自分の演じるキャラを探していくことに苦労しました。もちろん楽ではないですが、ロックミュージカルをやってマイナスなことは全くありませんでした。経験できること全て、得るものしかなかったです。