本学科の学生募集は、2015年4月入学者をもって停止しております。

ヴァイオリン製作科

リペアコース

こんな人はこのコース!
  • 自分でヴァイオリンを直したい!
  • ベストな状態にセットアップしたい!
  • リペアで自分の技術を上げたい!
  • いつか世界の名器を直したい!
名器を後世まで伝える。

★このコースをチェックした方は、他にもこんなコースをチェックしています。

名器を後世まで伝える。
何十年、何百年の歴史がキミの力を必要としている!

ヴァイオリンのリペアに特化した授業で、あらゆる技術を身に付けます。
高度な技術を習得し、プロのリペアマンをめざそう!

めざす未来
  • リペア工房
  • 弦楽器専門店
  • 卸・輸出入業
  • 総合楽器販売店

時間割(例)

カリキュラム

リペア実習

リペア III(セットアップ)

楽器、演奏者に合わせた調整
楽器の種類、ボディやネックの長さに合わせたセットアップの方法を学びます。パーツの交換、ペグ穴や上ナットの調整、魂柱の位置変更や駒の再加工など、音色調整を可能とする応用理論を学び、演奏者の好みに合わせた調整ができる技術を修得します。

リペア IV(ボディリペア) リペア V(ネックリペア)

壊れた楽器をよみがえらせる
長年使用され、古く壊れてしまった楽器を修復します。ネックの外し方、表板の剥がし方などの基本的なリペアから始まり、割れの修復や継ぎネックといった難易度の高いものまで、実習を数多く積み重ねることによって、どんなケースにも対応できる知識と技術、応用力のあるリペアマンをめざします。

リペア I(基礎リペア)

魂柱と駒の加工・破損修理

リペア II

毛替え・ラッピング・皮交換

リペア III(セットアップ)

調整の応用技術

リペア IV(ボディリペア)

ボディ割れ修復・バスバー交換等

リペア V(ネックリペア)

継ぎネック・グリップ整形等

リペア VI(リタッチ)

ニスの修復・磨き等

製作実習

1作目:ストラディヴァリ型ヴァイオリン
2作目:リペア実習用ヴァイオリン I
3作目:自由製作 I

製作技術あってこそのリペア技術
リペアを行う上で、ヴァイオリンの構造や製作に関する基本的な知識と技術は、なくてはならないものです。1作目では製作コースと同カリキュラムで完全に1本を製作。その後は必修のリペアの実習(リペア実習用ヴァイオリンの製作を含む)と並行して、もう1本製作することも可能ですが、その時間を自主的なリペアの反復練習や持ち込み品の修理、調整をする時間に充てることも大いに認めています。

必修実習・講義

進路ガイダンス

キャリアサポートセクション(進路指導室)との連動
就職活動の方法から履歴書の作成、面接の練習など、就職専門の講師による講義やサポートは何度でも個別に受けることができます。

木工 I

ヴァイオリン製作方法・木工加工基礎

ヴァイオリン史

ヴァイオリン製作の歴史

塗装 I

ニスの種類と特徴・工程とテクニック

塗装 II

樹脂の種類と役割

材料学 I

木材の種類と特徴

材料学 II

木取りと製材

演奏レッスン I

個人レッスンとアンサンブル

演奏レッスン II

個人レッスンとアンサンブル

道具の仕立て

刃物の研ぎ・機械の使用方法

音響学

響きの仕組み

構造学

各部の名称と役割

音楽史

音楽と作曲家の歴史

音楽概論

音階と調・作曲理論