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ギター・ベース メンテナンス&クラフト講座 シっとけ!ヤっとけ!

第17回 ギター配線の基本を総まとめ!!

ここまで、「ピックアップ」「ホットとアース」「ボリューム」「トーンコントロール」「ジャック」とそれぞれ説明してきました。それを全てつないでみると、どんな配線になるでしょうか?

ギターの配線には、「ホット」と「アース」がありましたね!どちらが不完全でも音が鳴らなくなってしまいます。実際にギターの配線をしていく時に大切なのは、「どういう順番でつないだらよいのか?」という部分です。
「ホット」「アース」それぞれの接続の基本は以下の通りです。

ホット→音を加工したい順番に!(今回はP.U→ボリューム&トーン→ジャックだね!) アース→全部のパーツのアースがつながれば順番は関係なし!

上を踏まえ、実際に配線してみるとこんな感じになります。オレンジの線がホット、黒い線がアースです。

各パーツの詳しい仕組みについては、前回までの解説を読んで復習してください。ここまで分かってしまえば、あとはモデルによってピックアップが増えたり、ポットが増えたりするだけです。

ギターに使われる配線部品にもう1つ「スイッチ」があります。主にピックアップを切り替えるのに使われています。スイッチはとても簡単で、ただ配線をつなぎ替えるだけのパーツです。ギターに付いているスイッチは、中身が見えるものが多いです。よ~~く観察すれば、全然難しくないハズ!

配線は、分かってしまうととても簡単な部分です。ギターの修理の中でも、家でも簡単に出来てしまう数少ない部分です。調子がおかしくなったら、是非自分で直してみてください!

しばらく続いてきた配線シリーズは、これで1段落です。
次回はギターに使われているいろんな「木材」を特集します!
お楽しみに!

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